シラバス情報

科目名
インターンシップ長期 2Aクラス
担当教員名
キャリア、綿井 雅康
ナンバリング
NEj2064
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 1年
学年
1年
開講期
2022年度後期
授業形態
実習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
インターシップ受け入れ先の担当者は、それぞれの実務経験を踏まえて、就労体験のプログラム編成と活動の指導支援にあたる。

ねらい
①科目の性格
本科目は、共通科目「キャリア教育」領域に配置された選択科目である。「キャリア教育」領域のなかでは、実社会をフィールドとして、就業体験を通して学修する実践的な科目である。社会で活躍していくための資質や能力について、学習者自身が認識を深め、開発への意欲を高めることを目指す。なお、多様なフィールドでの体験を可能とするために、繰り返し受講可能とする。
②科目の概要
本科目では,受け入れ先の企業や自治体において、計10日(65時間)以上の就業体験等の活動に従事する。受け入れ先が設定するプログラムに従って、主体的かつ意欲的に活動に従事することで、社会の動きや組織的な活動に対する認識と理解を深める。
③授業の方法(ALを含む)
本科目の学修活動は、受け入れ先での就業体験が主である。従って、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション、レポート作成、PBL型活動を中心とした学修が展開される。
レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/PBL
④到達目標
1.これまでの学修で得た知識や技術を、社会における諸活動のなかで実践できる
2.学習者自身の資質や能力を、社会における諸活動において、効果的に発揮する方略を工夫できる
3.本科目での学修成果をもとに、進路選択や人生設計をより具体的に検討する
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE②-3 協働する力/NE③-3 就業観を養う力/NE⑧-1 キャリアデザイン力

内容
本科目におけるインターンシップへの参加には次の3タイプが想定される。
1.特定の企業における勤務体験に主眼をおいた「企業体験型」
2.特定職種での勤務体験に主眼をおいた「職業体験型」
3.企業(業界)や職種を限定することなく、就業体験を重視する「労働体験型」
 学習者は、自らの職業観の成熟状態や体験目的に基づいて、より適切なタイプを選択すること。
 受け入れ先での活動は、設定されたプログラムに従って行う。プログラム全体の趣旨、および個々の活動目的を的確に理解した上で、自らの資質能力を認識し、さらに高めることを目指して、意欲的取り組むことが求められる。異なる人々との連携や協働を体験し実践する貴重な機会としてとらえること。
 本科目の履修においては、受け入れ先での体験だけではなく、インターンシップに関して就職支援課が主催する事前説明会および事後報告会なども学修活動の一環である。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
[事前学習]
開始前
 受け入れ先(企業、自治体)に対する基本的理解を深める。理解が困難な点も明らかにして言語化する[2時間]。
 自分自身の能力・資質・特性について、これまでの様々な経験を振り返り、できる限り客観的に言語による説明ができるようにすること[2時間]。
インターンシップ中
 翌日の活動に必要な準備をすること[各日1.5時間程度,かつ,全体で計12時間]。
[事後学習]
インターンシップ中
 当日の活動をもとに、1)その日活動したことを時系列的に整理する、2)その日の活動のなかで気づいたことや感じたこと、新たに理解したことを文章としてまとめる、3)自らの成長したと感じたことを言語によって表現する、などの振り返りを行う [各日1.5時間程度,かつ全体で計10時間]。
インターンシップ終了後
 到達目標の3項目に即して、自らの到達程度を具体的根拠とともにまとめる[2時間]。

フィードバック
レポートについてはコメントを返却する。報告会については、適宜口頭によるコメントなどを行う。
評価方法および評価の基準
受け入れ先から提出された評価(40%)、インターンシップレポート(40%)、事後報告会(20%)で評価し、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.評価(20%/40%)、レポート(5%/40%)、報告会(8%/20%)
到達目標2.評価(15%/40%)、レポート(25%/40%)、報告会(8%/20%)
到達目標3.評価(5%/40%)、レポート(10%/40%)、報告会(4%/20%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は使用しない
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
興味をもった業界・企業・職種でのインターンシップが基本となることが想定される。その一方で、未知の業界・企業・職種でのインターンシップを体験することは、資質や能力を大きく伸ばし、職業観や進路選択に関する視野を広げる機会となることが考えられる。