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					 科目名 
							日本文学概論 
							担当教員名 
							赤間 恵都子 
							ナンバリング 
							EDg1026 
							学科 
							2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							1年次の「多文化理解入門」「多文化理解概論」の学びを受け、学科の専門的な学修へ導く2年次必修科目。2年次後期開講の「芸術文化概論」に対応し、日本文学の研究に必要な基礎知識を習得するための科目である。 
							②科目の概要 
							日本文学が生み出された歴史とその特性を理解したうえで、文学研究のための様々なアプローチ方法について、具体的な作品と先行研究を取り上げながら考察する。講師の専門分野が古代日本文学のため、主に古典作品を取り上げるが、現代語訳付きで分かりやすく解説する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							講義による解説を中心とし、毎回の授業においてリアクションペパーによるフィードバックを取り入れる。また小レポートを課す。【リアクションペーパー】【レポート】 
							リアクションペーパー/レポート 
							④到達目標 
							1. 日本文学に関する幅広い知識を習得し、説明できる。 
							2. 文学や芸術を読み解くための研究方法を理解し、評価できる。 3. 自らの興味関心の在処をとらえ、学問的に示すことができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-1 自己・自文化理解、客観的分析/ED③-1 情報収集・分析 
							第1回 
							
						事前学習 
							【事前学習】これまで学んだ日本文学を復習し、日本文学を学ぶことの意義について自分で考えてみる。 
							90分 
							授業内容 
							ガイダンス 日本文学を学ぶこと【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】日本文学を学ぶことの意義についてまとめる。 
							【事前学習】日本文学の歴史と特性について考察する。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							日本文学の歴史と特性・文学研究の方法について【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】日本文学の歴史と特性についてまとめる。文学研究方法について具体的に考えてみる。 
							【事前準備】『蜻蛉日記』本文(現代語訳)や関連する参考文献を読み、作品についての知識を得る。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							作家論的アプローチ:藤原道綱母①〜女流作家の誕生【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】『蜻蛉日記』に関連する参考文献を読み、作品についての知識を深める。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							作家論的アプローチ:藤原道綱母②〜貴族の妻の真実【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】『和泉式部日記』本文(現代語訳)や関連する参考文献を読み、作品についての知識を得る。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							作家論的アプローチ:和泉式部〜社会に対抗する恋【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】『紫式部日記』『紫式部集』の本文(現代語訳)や関連する参考文献を読み、作品についての知識を得る。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							作家論的アプローチ:紫式部〜源氏物語作家の内面【リアクションペーパー】【レポート】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】夢と日本文学に関連する参考文献を読んだり、インターネットで検索したりして情報を得る。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							文化論的アプローチ:夢と文学①【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる文献を読んでみる。 
							【事前準備】夢と文学に関連する参考文献を読み、作品についての知識を深める。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							文化論的アプローチ:夢と文学②【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】桜と古代日本文学に関連する参考文献を読んだり、インターネットで検索したりして情報を得る。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							文化論的アプローチ:文学に描かれた植物ー桜①【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】桜と近代日本文学に関連する参考文献を読んだり、インターネットで検索したりして情報を得る。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							文化論的アプローチ:文学に描かれた植物ー桜②【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる文献を読んでみる。 
							【事前準備】猫と日本文学に関連する参考文献を読んだり、インターネットで検索したりして情報を得る。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							文化論的アプローチ:文学に描かれた動物ー猫【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】『枕草子』本文(現代語訳)や関連する参考文献を読み、作品について予備知識を得る。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							作品論的アプローチ:枕草子〜素材と源泉【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。授業に関わる論文を読んでみる。 
							【事前準備】『源氏物語』本文(現代語訳)や関連する参考文献を読み、作品について予備知識を得る。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							作品論的アプローチ:源氏物語〜典拠と準拠【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。 
							【事前準備】現代メディアと文学の関係について調べておく。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							表現論的アプローチ:現代メディアと文学【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							【事後学習】授業内容を復習し疑問点等を解決する。 
							【事前学習】これまでの授業内容を総復習し疑問点等を解決しておく。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							学習内容全体の復習とまとめ 
							事後学習 
							【事後学習】理解が不十分なテーマについて復習する。 
							90分 
							フィードバック 
							毎回の授業でリアクションペーパーの質問等に対して回答し、内容の理解を深める。 
							評価方法および評価の基準 
							筆記試験60%、レポート30%、リアクションペーパーを含めた学修活動10%で、総合評価60点以上を合格とする。 
							到達目標1. 筆記試験(30 %/60%)、レポート(10%/30%) 到達目標2. 筆記試験(20%/60%)、レポート(10%/30%)、学修活動(5%/10%) 到達目標3. 筆記試験(10%/60%)、レポート(10%/30%)、学修活動(5%/10%) 教科書 
							
						推薦書・参考文献 
							
						テキストに準じるものとして、「日本文学史A〜C」の授業で使用する『新総合図説国語』(東京書籍)を利用できる。また、授業内で、各回のテーマに沿った参考文献を紹介する。 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							教科書の代わりに各授業で事前配信する資料を使用するので、欠席した場合も授業資料は確認しておいてください。期末試験はすべての設問が記述式なので、授業で学んだ内容を自分の言葉と正しい日本語で文章化できるようにしてください。また、興味を持ったテーマについて自発的に調べるといいでしょう。 
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