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 教員名 : 溝部 優実子 
						
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					 科目名 
							児童文学 
							担当教員名 
							溝部 優実子 
							ナンバリング 
							EDg3046 
							学科 
							2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は、文芸文化学科の専門科目「日本語・日本文学」領域に該当する選択科目である。また、司書資格取得のために履修すべき「図書館サービスに関する科目」の選択必修科目である。 
							②科目の概要 
							前半は、日本と海外の児童図書館の歴史や運営状況を学び、児童サービスの意義と特性を知る。 
							後半は、日本と海外の児童文学を学び、併せて「読み聞かせ」や「朗読」、「創作童話」の実践を行う。 ③授業の方法(ALを含む) 
							本科目は、講義による解説を中心とするが、リアクションペーパーを活用した授業を行う。 
							併せて「読み聞かせ」や「朗読」、「創作童話」の実践を行う。グループワークを取り入れる予定である。 リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク/レポート(表現) 
							④到達目標 
							到達目標1:図書館における児童サービスの歴史と意義を説明できる。 
							到達目標2:日本と世界の児童文学を読み、分析したことを文章で表現することができる。 到達目標3:「読み聞かせ」や「朗読」、「創作童話」などの実践を行うことで、スキルを習得し、課題を発見することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-2 他者・多文化理解、共感的分析/ED③-2 課題発見・考察 
							第1回 
							
						事前学習 
							[事前学習]幼少期に読んだ児童文学を読み返す。 
							180分 
							授業内容 
							子どもと図書館—子どもの発達段階と読書との関係 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容を見直し、理解が不十分な内容について質問事項として整理しておく。 
							[次回事前学習]地域の公共図書館で、どのような児童サービスが行われているか調べる。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							日本の図書館における児童サービス—歴史と意義 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容を見直し、理解が不十分な内容について質問事項として整理しておく。 
							[次回事前学習]世界の図書館で、どのような児童サービスが行われているか調べる。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							世界の図書館における児童サービス—歴史と特徴 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容を見直し、理解が不十分な内容について質問事項として整理しておく。 
							[次回事前学習]学校図書館で、どのような公共図書館との連携が行われているか調べる。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							児童資料の種類と特性・学校図書館等関連機関との連携と協力 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容を見直し、理解が不十分な内容について質問事項として整理しておく。 
							[次回事前学習]地域の図書館で開催された児童サービスの企画を調べる。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							日本と世界の児童サービスの可能性 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容を見直し、理解が不十分な内容について質問事項として整理しておく。 
							[次回事前学習]地域の図書館で、どのような障害児への取り組みが行われているか調べる。「人魚姫」を読む。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							児童資料1 世界の児童文学—アンデルセン童話「人魚姫」を読む 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]児童文学と映像のコラボレーションの例を具体的に挙げる。「創作童話」の構想を立てる。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							児童資料2 「人魚姫」とディズニー映画「リトル・マーメイド」 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で学んだことをまとめて提出する。 
							[次回事前学習]UNIVERSAL PASSPORTで配布した資料に目を通し、音読する。「創作童話」の構想を練る。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							音読の技術を学び、「人魚姫」の「読み聞かせ」をする。【実技】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で学んだ音読を復習する。 
							[次回事前学習]UNIVERSAL PASSPORTで配布した資料を読む。「創作童話」の下準備をする。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							児童資料3 世界の児童文学—グリム童話「ラプンツェル」・ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]UNIVERSAL PASSPORTで配布した資料を読む。「創作童話」の下準備をする。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							児童資料4 日本の児童文学—芥川龍之介「蜘蛛の糸」他 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]UNIVERSAL PASSPORTで配布した資料を読む。「創作童話」の草案を作る。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							児童資料5 金子みすゞの生涯と童謡 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]ジブリ映画「千と千尋の神隠し」を観る。「創作童話」を作成する。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							児童資料6 ジブリ映画「千と千尋の神隠し」を考える 【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]次回扱う江國香織の作品を読む。「創作童話」の仕上げをする。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							児童資料7 江國香織の児童文学を読む—「デューク」「こうばしい日々」他  【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業で扱った作品の感想を書いて提出する。 
							[次回事前学習]「創作童話」を完成させる。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							グループワーク 「創作童話」の発表と講評  【実技】【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]他のグループの「創作童話」に対する感想を提出する。 
							[次回事前学習]これまで授業で扱った内容を見直し、理解が不十分な内容については整理しておく。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							児童文学の可能性 【リアクションペーパー】 
							事後学習 
							[事後学習]期末課題レポートをまとめる。 
							180分 
							フィードバック 
							リアクションペーパーに対しては、適宜授業時間内で紹介し、コメントする。 
							「創作童話」については、合評をする。 期末レポートはコメントをつけて返却する。 評価方法および評価の基準 
							各授業回のリアクションペーパー(30%)への取り組み、実技(30%)と期末レポート(40%)で評価し、60点以上を合格とする。 
							到達目標1:リアクションペーパーへの取り組み(10%/30%) 到達目標2:リアクションペーパーへの取り組み(10%/30%)・期末レポート(40%/40%) 到達目標3:リアクションペーパーへの取り組み(10%/30%)・実技(30%/30%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						使用しない。適宜資料を配布する。 
							推薦書・参考文献 
							
						【推薦書】 
							金沢みどり著『児童サービス論』(学文社 2012年) 履修上の助言、教員からのメッセージ 
							日頃から児童文学に関心をもって生活するようにしてください。 
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