シラバス情報

科目名
課題解決ゼミナール 1Aクラス
担当教員名
羽田 邦弘
ナンバリング
NEa1004
学科
2021年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年
学年
2年
開講期
2022年度前期
授業形態
演習
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
高校、教育行政、JICAにおいて課題解決能力育成を含む人材育成に取り組んだ経験を持つ教員が担当し、特にイノベーションを引き起こすためのアプローチについて演習を取り入れながら指導する。

ねらい
①科目の性格
全学部全学科の共通科目の領域「ゼミナール」に位置付けられた選択科目である。
②科目の概要
この授業は、学生がグループに分かれ、地域や社会を対象としてプロジェクト型・問題解決型の学習形態(PBL)で主体的な学習活動を経験することを目的としています。主に、教育、産業、健康、食、安全、福祉、多文化共生等から課題を発見・設定し、その解決策をグルーでの協働により探究していきます。そのための方法論として、デザイン思考の手法を用いた課題解決のアプローチを学修します。
③授業の方法(ALを含む)
この科目では体験に基づく気づきを大切にする。そのため授業はグループワークを取り入れた協働型の演習を中心に行う。また、グループや個人で考えたことや創作した作品などを相互に発表し合い、ディスカッションを通して評価し合う活動も行う。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/PBL/創作、制作
④到達目標
1. 自分理解や他者理解の重要性を理解するとともに、課題解決の一つの手法であるデザイン思考のプロセスを説明できる。
2. 自分の身の回りにある課題に気づき、課題として発見・定義できる。
3. 自分の身の回りに起こる課題を自分事として捉え、仲間と共同しながらその解決に取り組むことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE⑤-1 課題発見・分析能力/NE⑤-2 課題解決能力

第1回
事前学習
事前にUNIVERSAL PASSPORTで配布された授業資料に目を通し、授業の進め方やデザイン思考の概要について理解しておく。また、重要と思われる事柄については自分で調べてノートにまとめておく。
90分
授業内容
授業オリエンテーション、デザイン思考について  【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第2回
授業内容
対話を通して自分を知る、他者を知る  【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第3回
授業内容
デザイン思考のプロセス(行程)を理解する  【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第4回
授業内容
チームビルディング体験  【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第5回
授業内容
対話を通して課題を発見し定義する  【ディスカッション】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第6回
授業内容
プロトタイプ(試作模型)の作成  【プレゼンテーション】【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第7回
授業内容
プロトタイプの共有(発表)  【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第8回
授業内容
身近な課題の解決策〜課題の発見と定義〜  【ディスカッション】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第9回
授業内容
身近な課題の解決策〜ニーズ調査〜  【ディスカッション】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第10回
授業内容
身近な課題の解決策〜プロトタイプの検討〜  【ディスカッション】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第11回
授業内容
身近な課題の解決策〜プロトタイプの作成①〜 【グループワーク】【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第12回
授業内容
身近な課題の解決策〜プロトタイプの作成②〜 【グループワーク】【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第13回
授業内容
身近な課題の解決策〜対話に基づくプロトタイプの改良〜 【ディスカッション】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第14回
授業内容
身近な課題の解決策〜最終提案〜  【ディスカッション】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中に指示された課題を行い疑問点があれば質問事項としてまとめておく。
[事前学習]次回の授業テキストに目を通し、授業のねらいや課題を理解しておく。
180分
第15回
授業内容
課題解決に求められる資質・能力  【ディスカッション】【レポート(表現)】
事後学習
[事後学習]全ての授業回で学んだことを整理する。授業中に指示された課題を行い期限までに提出する。
180分

フィードバック
グループワークやその作品等に係るコメントは授業中に行う。リアクションペーパーの内容に関するコメントや前回の授業に関する質疑応答は次の回の授業の初めに行う。
評価方法および評価の基準
授業で指示する課題への取組(60%)、作品及び最終レポート(40%)とし、60点以上を合格とする。
到達目標1 課題への取組(20%/60%)
到達目標2 課題への取組(20%/60%)、プロトタイプ作品(20%/40%)
到達目標3 課題への取組(20%/60%)、レポート(最終報告)(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
指定しない。
推薦書・参考文献
授業の中で適宜紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
実社会で必要とされる課題解決力を積極的に身に付けたいと考える学生の受講を期待します。授業では、グループワークにより協働しながら課題発見や解決策の検討を行い、その成果をクラスでプレゼンテーションします。欠席は、一連の活動に大きく影響しますので、目的意識を強く持って毎回の授業に臨むことが求められます。