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 教員名 : 金子 和正 
						
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					 科目名 
							女性の心と身体 1Bクラス 
							担当教員名 
							金子 和正 
							ナンバリング 
							NEc1017 
							学科 
							2021年度 大学 教育人文学部 心理学科 1年 
							学年 
							1年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							共通科目の選択科目であり「女性を生きる」領域として、他の科目との関連から自身の心と身体について理解を深めていく。 
							②科目の概要 
							大学生として修得しておくべき、人の身体と心の働きについて理解する。自身の身体に関心を持つことによって疾病への予防、対策について考えられるようにしていく。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							各授業回の終了時にミニテストを実施し、フィードバックを行う。同時に学生が授業内容から得た知識や考え方、感想、疑問点、要望等を記入しフィードバックを行う。講義を通して得た知識の定着を確認するためのレポートライティングを実施する。 
							ミニテスト/リアクションペーパー/レポート 
							④到達目標 
							自身の心と身体がどのように成長し、加齢に伴ってどのように変化していくのかを様々な数値を検証しながら修得する。人の身体の変化、運動の効果、疾病とその原因について理解できる。 
							人間の身体について構造や機能について理解している。身体の名称について理解している。 ダイエットについての効果や科学的論拠について説明できる。簡単な救急処置ができる。 身体について運動や栄養の観点から考えることができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							K③-1 女性の自立・生き方/K③-3 自然と人間の関わり 
							第1回 
							
						事前学習 
							身体について関心を持ち、健康や疾病について考える習慣を身につける大切さについて理解しておく。 
							90分 
							授業内容 
							なぜ人の身体について学ぶことは重要か。 
							身体について関心を持つことは、食事内容や健康、運動についても知識を得ることになる。健康な身体作りの実践をしていくための基本となる正しい知識を理解する。 事後学習・次回事前学習 
							身体について関心を持ち、健康や疾病について考える習慣を身につける大切さについて理解しておく。 
							90分 
							第2回 
							
						授業内容 
							形態と機能 
							人間の身体について表面から見た形態と、身体の中の様々な骨や筋肉、神経、血管、臓器の働きについて理解する。 事後学習・次回事前学習 
							年齢に伴って身体の形態や機能は変化していく。表面から見た身体、身体の中の働きについて理解しておく。 
							90分 
							第3回 
							
						授業内容 
							動きを決定する脳	 
							脳は人体の機能や生命活動をつかさどるだけでなく、精神活動も行っていることを理解する。 事後学習・次回事前学習 
							人間の生活に欠かせない器官である脳について理解しておく。 
							90分 
							第4回 
							
						授業内容 
							骨格と神経系	 
							身体を構成する骨と筋肉について運動と関連付けて理解する。 事後学習・次回事前学習 
							筋肉と関節、骨と筋肉について運動とどのように関連しているのか、筋肉の収縮の種類についても理解しておく。 
							90分 
							第5回 
							
						授業内容 
							運動と筋肉、神経(反射) 
							無意識に手や脚を動かす運動と、考えて動いていく運動について初心者と熟練者の観点から理解していく。 事後学習・次回事前学習 
							反射的な運動と、随意的な運動は何によって決められてくるのか理解しておくこと。 
							90分 
							第6回 
							
						授業内容 
							病気と健康の間 
							病気でない時は健康なのか、病気と健康について平均寿命や健康寿命の観点から理解する。 事後学習・次回事前学習 
							スポーツ選手の健康観、病気をしている人の健康観、年齢に伴う健康観等、様々な側面から病気と健康について理解しておく。 
							90分 
							第7回 
							
						授業内容 
							栄養と運動とダイエット	 
							適切なエネルギーの摂取と消費について、運動と栄養から理解する。体重が健康管理の指標となることを理解する。 事後学習・次回事前学習 
							エネルギーの摂取は消費と較べて時間的に容易である。運動に加えて栄養の正しい摂取はダイエットの効果を高めることを理解しておく。 
							90分 
							第8回 
							
						授業内容 
							呼吸・循環器系	 
							心臓の働きと心筋について理解する。肺循環と体循環について心拍数や拍出量と一緒に理解する。 事後学習・次回事前学習 
							心臓を動かす筋肉、心臓を動かす血管について理解しておく。心拍数が身体の指標となることを理解しておく。 
							90分 
							第9回 
							
						授業内容 
							運動と呼吸・循環系の変化	 
							運動を始めると呼吸が苦しくなり、20〜30分経過すると少しずつ楽になってくる。必要な酸素と呼吸で取り入れられる酸素の量が調整できた証拠である。呼吸・循環機能が運動により発達していく過程について理解する。 事後学習・次回事前学習 
							運動は呼吸・循環機能を高める最も良い方法であることを理解しておく。 
							90分 
							第10回 
							
						授業内容 
							人の側性	 
							人によって利側は異なってくる。自転車の乗る側から腕組み、脚組み、ボールを蹴る脚と様々な利側がある。スポーツゲームとの関連から側性(利側)についても理解する。 事後学習・次回事前学習 
							側性を無視することは難しい。助走の第一歩や最初の回転方向は、その後の運動成果に影響してくる。利側と人間の体の形態・機能との関係を理解していおく。 
							90分 
							第11回 
							
						授業内容 
							人の身体の数値とその変化	 
							人間の身体の数値は体重、身長、血圧や心拍、呼吸数・体温など容易に計測できるものから血中内のヘモグロビン量、白血球数など一般には計測できない数値がある。容易に計れる数値から体の何が分かってくるのか理解する。 事後学習・次回事前学習 
							身体の状態を表している数値にはどのようなものがあるのか、それは何の指標となっているのか理解しておく。 
							90分 
							第12回 
							
						授業内容 
							運動による人の身体の変化	 
							運動を続けて3ヶ月程すると外見的(形態的)に変化が見られる。機能的にも心拍数が低くなったり、筋量も増し脂肪量が減ってくる。体の変化はどのような過程をたどるのかについて、筋肉や肺のトレーニング効果から理解していく。 事後学習・次回事前学習 
							運動の効果は数ヶ月を経てから現れてくる。体の中でどのような変化が起きてくるのか理解しておく。 
							90分 
							第13回 
							
						授業内容 
							加齢による人の身体の変化	 
							加齢により身体には様々な変化が起きてくる。病気や怪我も加齢に伴い多く生じてくる。身体の中の変化を中心に加齢と病気について理解する。 事後学習・次回事前学習 
							加齢による形態的変化と身体の中の変化について、筋肉や骨、神経系、心臓、肺の変化について理解しておく。 
							90分 
							第14回 
							
						授業内容 
							身体の数値の変化(疾病と予防)	 
							加齢に伴い身体の持つ数値は変化してくる。数値の変化から身体はどのような方向に向かうのかを理解する。 事後学習・次回事前学習 
							運動による数値の変化、加齢による数値の変化、疾病による数値の変化等、身体の持つ数値は人の健康の指標として重要であることを理解しておく。 
							90分 
							第15回 
							
						授業内容 
							健康な身体を維持するために	 
							寿命が長く健康でいられることは誰もが望むことである。長生きすなわち健康寿命も長いとは限らない。健康で長生きをするための身体について理解する。 事後学習 
							平均寿命が長くなっていく中で、他者に頼って身の回りの世話をしてもらう老人も増えている。健康で長生きをしていくためのヒントについて理解しておく。 
							90分 
							フィードバック 
							授業毎の小テストの解答と、自分の解答と比べる。 
							身体の部位や代表的な筋肉、骨、内臓器官の名称は小テストで解答を求めるので覚えた名称を確認できる。 日常生活の中で、講義の内容を確認できるように、授業はできるだけ毎日の生活の中の話題と関連して進めていくので、自身の心と身体について考えていくようにすること。 評価方法および評価の基準 
							各授業回に指示する課題やミニテストへの取り組み(40%)とレポート(60%)で評価し、60点以上を合格とする。 
							到達目標1. 課題提出・ミニテスト(20%/40%)、レポート(20%/60%) 到達目標2. 課題提出(10%/40%)、レポート(20%/60%) 到達目標3. 課題提出(10%/40%)、レポート(20%/60%) 教科書 
							
						推薦書・参考文献 
							
						履修上の助言、教員からのメッセージ 
							自分自身の身体について積極的に知識の習得や、運動による変化を楽しむことは重要である。 
							新型コロナウイルス禍の授業であるため遠隔授業と対面授業になることも考えられる。  |