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 教員名 : 星野 祐子 
						
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					 科目名 
							日本語学A 
							担当教員名 
							星野 祐子 
							ナンバリング 
							EDg3032 
							学科 
							2021年度 大学 教育人文学部 心理学科 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は文芸文化学科の選択科目であり、日本語学の基本的な知識を身につける科目である。日本語の成立について通時的に観察し、ことばの変化とその要因を探る。また、現代語から切り離された過去の言語活動として、古い時代のことばを扱うのではなく、今の日本語への影響やその残存を意識しながら、日本語の成立を捉えていく。 
							②科目の概要 
							授業は講義を基本とし、日本語の成立において重要とされる内容について、テキストを通読し理解する。また、各種資料の具体的な検討を通して、日本語学的な資料の扱い方にも触れる。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							テキストを使用しながら、日本語の歴史を通時的に追っていく。日本語の変化とその要因について、グループで話したり、結論を導いたりする。授業中に実施するテストや課題は採点後に返却する。また、リアクションペーパーについて共有すべき内容については、授業中に取り上げる。 
							ミニテスト/リアクションペーパー/グループワーク 
							④到達目標 
							到達目標1 日本語の成り立ちについて興味・関心を持ち、わかりやすく表現することができる。 
							到達目標2 日本語の変化に関する知識やキーワードを修得し、説明することができる。 到達目標3 日本語の歴史を通時的に理解し、解説することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ED①-2 文学・芸術・文化に関する知識/ED②-1 自己・自文化理解、客観的分析/ED③-1 情報収集・分析 
							第1回 
							
						事前学習 
							[事前学習]日本語の歴史の中で、特に学んでみたい時代を挙げ、その理由を説明できるようにする。 
							90分 
							授業内容 
							オリエンテーション【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]オリエンテーションで扱った内容について調べてみる。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							日本語の歴史を学ぶ意味【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]日本語の歴史を学ぶ意味を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							奈良時代の日本語1(万葉仮名の成立)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]万葉仮名についてその成立を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							奈良時代の日本語2(奈良時代の発音)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]奈良時代の発音についてそのしくみを説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							平安時代の日本語1(平安時代における文体の種類)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]平安時代における文体の種類についてその特徴を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							平安時代の日本語2(文体を使い分ける)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]平安文学の中から、好きな作品を選び、その文体的特徴を調査してみる。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							鎌倉時代の日本語(古典文法の変容)【ミニテスト】【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]鎌倉時代の日本語についてその文法的特徴を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							室町時代の日本語(係り結びの崩壊・武士のことば)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]武士のことばについて、その表現特徴と表現効果を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							江戸時代の日本語1(江戸時代の発音)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]江戸時代の発音についてその特徴を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							江戸時代の日本語2(江戸時代の語彙)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]江戸時代の文学作品を読み、その語彙の特徴について説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							明治時代の日本語1(言文一致を求めて)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]言文一致運動について説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							明治時代の日本語2(言文一致の難しさ)【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]言文一致がなぜ難しかったのか、その理由を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							近代語から現代語へ【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]現代語が成立した経緯を説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テキストの中から次回学習する範囲を読む。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							現代語における古語の名残【リアクションペーパー】【グループワーク】【ミニテスト】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]日本語の歴史を通時的に説明できるようにする。 
							[次回事前学習]テストに向けて、テキストを読み復習する。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ【リアクションペーパー】 
							事後学習 
							[事後学習]テストの結果を受け、知識と理解の定着を図る。 
							90分 
							フィードバック 
							毎回のリアクションペーパーの記述については、次時に全体で共有し前時の学びをふり返る。テストは採点し返却する。 
							評価方法および評価の基準 
							グループワークへの参加や授業後に提出するコメント(20%)授業中に実施する小レポート(40%)、中間テスト・期末テスト(40%)とし、総合評価60点以上を合格とする。 
							到達目標1 グループワークへの参加や授業後に提出するコメント(10%/20%)、授業中に実施する小レポート(10%/40%) 到達目標2 グループワークへの参加や授業後に提出するコメント(10%/20%)、授業中に実施する小レポート(10%/40%) 到達目標3 授業中に実施する小レポート(20%/40%)、中間テスト・期末テスト(40%/40%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						日本語の歴史 
							山口仲美 
							岩波書店 
							978-4004310181 
							推薦書・参考文献 
							
						教室で紹介します。 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							日本語の歴史を、具体的な例を確認しながら、楽しく学んでいきましょう。 
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