シラバス情報

科目名
中高年期の心理学
担当教員名
大川 一郎
ナンバリング
ECa3006
学科
2021年度 大学 教育人文学部 心理学科 3年
学年
3年
開講期
2022年度前期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
無し

ねらい
①科目の性格
本科⽬は、⼈間発達⼼理学科の必修科⽬として、中⾼年期・⾼齢期の⼈々が直⾯し得る加齢に伴う⼼理的・社会的・⾝体的
な課題や⽣活ニーズを総合的に理解することを⽬的とする。
②科目の概要
今⽇、中⾼年期・⾼齢期の⼈⼝は全⼈⼝の半数を超えている。今は若年である多くの学⽣もいずれ当事者となるであろう。
本科⽬では、中⾼年期・⾼齢期の⼼理を中核としながら、加齢に伴う⽣物学的な変化や特徴、社会からみた中⾼年期・⾼齢
期、⼼理学的な加齢理論、中⾼年期・⾼齢期の認知機能等について取り扱うことを通して、中⾼年期・⾼齢期の⼈々を取り
巻く状況だけでなく、直⾯し得る課題や⽣活ニーズを理解する。
③授業の方法(ALを含む)
本科⽬では、講義による解説を中⼼とし、講義後に授業内容で得た考え⽅や感想、疑問点を
記⼊したリアクションペーパーの提出を求める。提出されたリアクションペーパーのなかか
ら教員がフィードバックを⾏う。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション
④到達目標
本科⽬では、中⾼年期・⽼年期の⼈々を取り巻く諸側⾯の基礎的な理解を⽬標とする。
①加齢とともに⽣じる変化を⼼理的、⾝体的および社会的側⾯からからとらえ、中⾼年期・⾼齢期に特徴的な変化を記述できる。
②中⾼年期・⾼齢期に⽣じる課題や⽣活ニーズ、及びその対応について理解できるようになる。
③超⾼齢社会における社会的な課題を説明できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC②-1 実証的・科学的思考/EC③-3 課題発見・解決/KC①-4 心理学の理論・概念・技能の活用の理解

第1回
事前学習
事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。
所要時間は記述内容を参照
授業内容
オリエンテーション
現代⽇本の社会状況と課題1 ー⽣涯発達的視点からー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
現代⽇本の社会状況と課題2 ー俯瞰的視点からの解決策ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
⽣涯発達的視点からみる中⾼年期 ー発達課題・ライフラインー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
中年期の⼼の危機と発達ー中年期はどのような時期なのかー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
からだのエイジング1 ーその特徴と⼼理的理解ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
からだのエイジング2 ー低下へ対応ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
知的機能のエイジング1 ーその特徴と⼼理的理解ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
知的機能のエイジング2ー変化への対応ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
⽼いるということ ー⽼年期の⼼理的な特徴ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
⾼齢者に対する理解と⽀援 1ー理解を中⼼にしてー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
⾼齢者に対する理解と⽀援2ー⽀援を中⼼にしてー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
認知症⾼齢者に対する理解と⽀援1ー理解を中⼼にしてー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
認知症⾼齢者に対する理解と⽀援2 ー⽀援を中⼼にして(1)ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
認知症⾼齢者に対する理解と⽀援3 ー⽀援を中⼼にして(2)ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
【事前学習】事前に推薦図書に⽬を通し、キーワードを調べておくこと。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
【事後学習】講義資料や参考資料を読み直したり、⾃分でまとめたりしてください。(60分)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
授業の最初に、前回のリアクションペーパーで印象的なコメントや疑問点に回答し、⾃らの考えを深められるようにする。
評価方法および評価の基準
平常点50%、課題レポート50%により評価を⾏い、総合評価60点以上を合格とする。
平常点;各階における課題の内容について理解できていること(50%)

教科書
推薦書・参考文献
新訂中⾼年の⼼理臨床 宇都宮博・⼤川⼀郎編 放送⼤学教育振興会 2020
よくわかる⾼齢者⼼理学 佐藤眞⼀・権藤恭之編 ミネルヴァ書房 2016
⾼齢者のこころとからだ事典 ⼤川⼀郎編集代表 中央法規 2015
エピソードでつかむ⽼年⼼理学 ⼤川⼀郎他編 ミネルヴァ書房 2011

履修上の助言、教員からのメッセージ
講義内のリアクションペーパーで、出席管理等も行いますので、出席の場合、必ず提出のこと。