卒業研究ゼミナール 0Cクラス

日出間　均

EBm4110

2021年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 3年

3年

2022年度前期、2022年度後期

演習

2.00単位

有

学校現場における教員経験がある者がその経験を活かし、算数科教育学を中心とする内容について、課題の設定、情報の収集・分析・検証・結論の提示に至る研究の進め方を指導・支援する。

本科目は、児童教育学科の専門科目「演習」の必修科目である。児童教育学科の大学における学びの総まとめである卒業研究（4年次）の準備段階として、自らの興味・関心をもつ研究分野について探求するプロセスを身につけることをねらいとしている。3年のゼミナールは4年次の卒業研究に連動するので、各指導教員の研究分野を理解しておく必要がある。

各自の興味・関心のある研究分野から、問題や課題を見出す方法、資料や文献などの情報収集と整理の方法、研究論文の読み方や書き方など学び理解する。

本科目では、講義による解説に加えて、受講生の個別発表やディスカッションを取り入れた授業を行う。【プレゼンテーション】【討議・討論】【レポート（表現）】【PBL】

ミニテスト／実技、実験／レポート／グループワーク／ディスカッション／プレゼンテーション／レポート（表現）／ロールプレイ・模擬授業／実習・インターンシップ／フィールドワーク／論文／ICT

１．卒業研究の進め方やテーマの持ち方に関する方法論を理解することができる。
２．ディスカッションのなかで自分の考えを明確にすることができる。
３．４年次の卒業研究に向けてテーマを具現化することができる。

EB①-1　教育活動の組み立て／EB②-1　他者との協働、役割・職務遂行／EB③-3　主体的・継続的学修

演習（ゼミ）では、学生の自主的な活動を前提に、各自の興味・関心に応じた卒業研究の進め方や内容を具体的に模索するプロセスを学ぶ活動を展開する。授業は少人数の討論形式で進めることを基本とする。担当教員の専門分野をもとに、学生が自由にゼミを選択する形式にしている。

　前期は、卒業研究のテーマの絞り込みにむけて、論文作成の概要理解と方法論の基礎を学ぶことを中心に授業を実施する。

 ①各自が興味・関心のあるテーマを決め、発表、質疑応答、討論を行い、互いのテーマを深めあう。
 ②担当教員からは、論文作成の手続きや文章作成のポイントを理解する資料を提示する。
 ③卒業研究のテーマと内容について、個別に指導する時間を設けて、内容を深める。

　後期には、小学校の授業参観など学外授業の機会も設けることがある。卒業研究のテーマ選択及び決定に向けて以下のような活動を展開する。

　①各自の興味・関心を持つ研究分野に関する資料・文献の収集を行う。
　②調査用紙の作成など研究を進める準備に取りかかる。その過程をゼミの中で発表し、研究・調査・　分析・考察に関する手法などを共有する。
　③卒業研究のテーマと内容について個別に指導する時間を設けて、内容の修正を重ねていく。


【プレゼンテーション】【討議・討論】【レポート（表現）】【PBL】

【事前学修】卒業研究に関連する資料・文献・データ等の収集及び整理を行う。課題か至る考察を進める。中間発表の資料を作成する。（１２０分）
【事後学修】担当教員の指導に基づき自主的計画的に論文執筆を進める。（１２０分）

毎回の授業の発言やレポート発表にコメントし、学修理解を深められるよう協議する。また、中間発表の論文作成に当たっては、記述内容にコメントや加除修正を行い適宜指導する。

研究テーマに取り組む姿勢とその成果が発表やレポート等に現れていることを評価対象とする。具体的には、発表内容及び提出物の評価（60点）、担当教員や仲間のゼミ生と協調しながら積極的に取り組む姿勢（40点）という配点とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標１　研究に取り組む姿勢（１５％／４０％）　（提出物　３０％／６０％）　
到達目標２　研究に取り組む姿勢（１５％／４０％）
到達目標３　研究に取り組む姿勢（１０％／４０％）　（提出物　３０％／６０％）

小学校学習指導要領（平成２９年告示）解説　算数編

文部科学省

日本文教出版