シラバス情報

科目名
外国語活動
担当教員名
林 宣之
ナンバリング
EBf2066
学科
2021年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 3年
学年
3年
開講期
2022年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
義務教育学校等において、英語の指導経験を有する教員が、専門性をもって具体的な指導法・指導技術を指導します。

ねらい
①科目の性格
本科目は、児童教育学科の「教育の理論及び実践の応用に関する科目」の選択科目です。
児童にとっての外国語活動とは何かを考察し、具体的な指導法を学ぶとともに、小学校高学年の外国語への円滑な接続についても学びます。
②科目の概要
外国語活動全般に関する知識を身に付け、外国語による「聞くこと」「話すこと(やり取り)」「話すこと(発表)」の言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を児童に育成するための指導技術を学びます。
③授業の方法(ALを含む)
グループで学習指導案の検討を行ったり、模擬授業(マイクロ・ティーチング)を行ったりします。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
小学校学習指導要領における外国語活動の趣旨を理解し、指導計画の作成をはじめ、実践的指導力を養います。
1 学習指導要領における外国語活動の目標・内容等を理解することができる。
2 学習指導案を作成することができる。
3 教室英語を効果的に使用し、授業を進めることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-1 教育活動の組み立て/EB①-4 教材研究、学習指導案作成

第1回
事前学習
シラバスを熟読するとともに、教科書第三部「外国語活動の指導法」を概観し、学習内容を把握しておく。
90分
授業内容
オリエンテーション 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
基本用語の理解と整理
小学校教育の理念と現状の理解
事後学習・次回事前学習
学習指導要領で、外国語活動(中学年)と外国語科(高学年)の違いを調べておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
90分
第2回
授業内容
中学年外国語活動から高学年外国語科への接続 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
学習指導要領解説 外国語活動の目標
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
学習指導要領で、外国語活動(中学年)と外国語科(高学年)の「聞くこと」の違いを調べておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第3回
授業内容
発達心理学の基礎 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
学習指導要領解説 「聞くこと」
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
学習指導要領で、外国語活動(中学年)と外国語科(高学年)の「話すこと(やり取り)」の違いを調べておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第4回
授業内容
外国語(英語)活動のねらいと活動の在り方 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
学習指導要領解説 「話すこと(やり取り)」
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
学習指導要領で、外国語活動(中学年)と外国語科(高学年)の「話すこと(発表)」の違いを調べておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第5回
授業内容
児童の認知・情緒発達に即した指導法 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
学習指導要領解説 「話すこと(発表)」
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
自分が指導を受けた経験から、ティーム・ティーチングの良い点と課題をまとめておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第6回
授業内容
学級担任とALT(外国人指導助手)・JTE(外部指導者)とのティーム・ティーチング 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】
学習指導要領解説 「知識及び技能」
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
第二言語習得理論(SLA)について、知っていることをまとめておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第7回
授業内容
ことばへの気づきをもたらす指導 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】 
学習指導要領解説 「思考力、判断力、表現力等」
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
学習指導要領で、外国語活動(中学年)と外国語科(高学年)の評価の取扱いの違いを調べておく。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第8回
授業内容
外国語活動における評価 【リアクションペーパー】【グループワーク】【ディスカッション】 
学習指導要領解説 指導計画の作成と内容の取扱い
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
プレゼンテーションの準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第9回
授業内容
中学年に適したさまざまな活動 【リアクションペーパー】【プレゼンテーション】
プレゼンテーション(1)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
プレゼンテーションの準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第10回
授業内容
中学年に適した教材 【リアクションペーパー】【プレゼンテーション】
プレゼンテーション(2)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
模擬授業(マイクロ・ティーチング)の準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第11回
授業内容
英語によるやり取りの仕方 【リアクションペーパー】【模擬授業】 
模擬授業(マイクロ・ティーチング)(1)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
模擬授業(マイクロ・ティーチング)の準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第12回
授業内容
児童の発話の引き出し方・児童とのやり取りの進め方 【リアクションペーパー】【模擬授業】 
模擬授業(マイクロ・ティーチング)(2)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
模擬授業(マイクロ・ティーチング)の準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第13回
授業内容
語彙や表現に慣れ親しませる方法 【リアクションペーパー】【模擬授業】 
模擬授業(マイクロ・ティーチング)(3)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
模擬授業(マイクロ・ティーチング)の準備を行う。
次時に扱う教科書の内容を読み、質問事項があればまとめておく。
180分
第14回
授業内容
読み聞かせ指導 【リアクションペーパー】【模擬授業】 
発表活動の指導
模擬授業(マイクロ・ティーチング)(4)
事後学習・次回事前学習
他の履修生のリアクションペーパーを読み、授業内容を考察し理解を深める。
これまでの授業内容について、振り返りを行っておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ
 最終まとめのレポートの作成
事後学習
授業全般を振り返り、まとめる。
180分

フィードバック
毎回のリアクションペーパーをシェアし、コメントする。
評価方法および評価の基準
最終まとめ 30%、プレゼンテーション・模擬授業 30%、リアクションペーパー 20%、授業への参加度 20%とし、総合評価 60点以上を合格とする。
到達目標1 レポート(10%/30%) プレゼンテーション・模擬授業(10%/30%) リアクションペーパー(10%/20%) 授業への参加度(10%/20%)
到達目標2 レポート(10%/30%) プレゼンテーション・模擬授業(10%/30%) リアクションペーパー(5%/20%) 授業への参加度(5%/20%)
到達目標3 レポート(10%/30%) プレゼンテーション・模擬授業(10%/30%) リアクションペーパー(5%/20%) 授業への参加度(5%/20%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
小学校英語はじめる教科書 改訂版
吉田研作(監修)、小川隆夫・東仁美(著)
mpi
978-4-89643-782-9
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編
文部科学省
開隆堂
978-4-304-05168-5
Let's Try! 1
文部科学省
文部科学省
Let's Try! 2
文部科学省
文部科学省
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ