教員名 : 冨山 哲也
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科目名
授業研究B 2Aクラス
担当教員名
冨山 哲也
ナンバリング
EBb2023
学科
2021年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 3年
学年
3年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
1.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
教員及び指導主事、教科調査官(文部科学省)の経験をもつ教員が担当し、教科「国語」の授業の構想と実施について、模擬授業を中心に具体的に指導する。
ねらい
①科目の性格
この科目は、児童教育学科の「教科及び教科の指導法に関する科目」の必修科目であり、小学校教諭免許取得のための選択科目の一つである。ここでは「国語」について説明する。
具体的な学習指導案の作成、模擬授業の実施等により、国語科の授業について実践的に学ぶ。2年必修科目「初等国語科教育」で学修したことを授業として具体化する。 ※前期「授業研究A」も同様の内容で開講する。 ②科目の概要
学習指導要領と国語科の基本的な指導法の理解を基本として、教材研究、学習指導案の作成。模擬授業の実施、学習評価、授業の振り返りという過程をたどって学修する。また、児童に取り組ませる言語活動について、学生自身が体験して理解を深めるようにする。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、模擬授業の形式の演習を中心とする。受講者数によりグループまたは個人で学習指導案を作成し、模擬授業を行う。
実技、実験/レポート/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
1.国語科の授業作りの実際の指導について、これまで学習してきたことを応用することができる。(まとめのレポート10%、模擬授業20%)
2.よい授業とは何かを考え、授業作りを工夫することができる。(まとめのレポート10%、模擬授業30%) 3.国語科の指導内容・指導方法に関心をもち,模擬授業に積極的に参加することができる。(まとめのレポート10%、模擬授業20%) ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-3 学習内容・学習活動の設定/EB③-1 子どもから学び、共に成長する姿勢
第1回
事前学習
シラバスを読んで学修の見通しを持つ。
学習指導要領「話すこと・聞くこと」「書くこと」に関して下調べし、知識及び疑問点を整理しておく。 90分
授業内容
学習指導要領「話すこと・聞くこと」「書くこと」の理解
事後学習・次回事前学習
(事後)学習指導要領「話すこと・聞くこと」「書くこと」の内容について整理する。
(事前)配付された教材について、授業をイメージしながら読む。 180分
第2回
授業内容
学習指導案の書き方
事後学習・次回事前学習
学習指導案の書き方について復習し、自分なりの単元指導計画を完成させる。
180分
第3回
授業内容
「話すこと・聞くこと」「書くこと」の単元計画の検討・作成
事後学習・次回事前学習
(事後)グループで検討した単元計画を確認する。
(事前)自分なりの本時の計画を構想する。 180分
第4回
授業内容
「話すこと・聞くこと」「書くこと」の本時の指導計画の検討・作成
事後学習・次回事前学習
(事後)グループで検討した本時の指導計画を確認する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第5回
授業内容
「話すこと・聞くこと」の模擬授業①
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第6回
授業内容
「話すこと・聞くこと」の模擬授業②
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第7回
授業内容
「書くこと」の模擬授業
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)学習指導要領「読むこと」に関して下調べし、知識及び疑問点を整理しておく。 180分
第8回
授業内容
学習指導要領「読むこと」の理解
事後学習・次回事前学習
(事後)学習指導要領「読むこと」の内容について整理する。
(事前)配付された教材について、授業をイメージしながら読む。 180分
第9回
授業内容
事後学習・次回事前学習
(事後)学習指導要領「読むこと」の内容について整理する。
(事前)配付された教材について教材研究し、自分なりの単元計画を構想する。 180分
第10回
授業内容
「読むこと」の単元計画の検討・作成
事後学習・次回事前学習
(事後)グループで検討した単元計画を確認する。
(事前)自分なりの本時の計画を構想する。 180分
第11回
授業内容
「話すこと・聞くこと」「書くこと」の本時の指導計画の検討・作成
事後学習・次回事前学習
(事後)グループで検討した本時の指導計画を確認する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第12回
授業内容
「読むこと」の模擬授業①
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第13回
授業内容
「読むこと」の模擬授業②
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)次回模擬授業の担当者は、準備する。 180分
第14回
授業内容
「読むこと」の模擬授業③
事後学習・次回事前学習
(事後)模擬授業について振り返る。教師からの指導助言の内容について整理する。
(事前)まとめのレポート作成に向けて、学修内容を振り返る。 180分
第15回
授業内容
まとめのレポート〜国語科の学習指導を振り返る〜
事後学習
まとめのレポートについて、十分でなかった点について復習する。
90分
フィードバック
授業の中で学習指導案作成の時間を十分に取り、グループごとに個別に質問に答えたり、アドバイスをしたりする。
評価方法および評価の基準
まとめのレポート30%、模擬授業や授業準備の取組の様子70%とし、総合評価60点以上を合格とする。
教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
学習指導要領(平成29年告示)解説国語編
文部科学省
推薦書・参考文献
履修上の助言、教員からのメッセージ
「授業研究」は複数の教科で開設されています。複数の授業を受講することができますが、単位の認定と評価は、履修届を出した授業で行うので注意してください。国語に関しては、履修届を出していなくても、受講する場合は模擬授業を行うことを基本とします。
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