教員名 : 曽野 麻紀
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科目名
保育実習総論Ⅰ
担当教員名
向井 美穂、上垣内 伸子、横井 紘子、桶田 ゆかり、潮谷 恵美、鈴木 晴子、権 明愛、金 允貞、土屋 由、曽野 麻紀
ナンバリング
EAh3067
学科
2021年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 3年
学年
3年
開講期
2022年度前期、2022年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
実務経験のある専任教員は、その経験や知見を生かした実習指導を行う。また、実習指導講師の保育経験と保育現場での実習指導の実績を活かし、専門的な学びが得られるように促し、実習に向けての意欲を高める。
ねらい
①科目の性格
幼児教育学科の専門科目「フィールドワーク(実習)」に位置づけられており、保育士資格取得希望者を対象とした必修科目である。本科目は「保育実習Ⅰ(保育所)「保育実習Ⅰ(施設)」履修者の実習事前事後指導を目的とする。「保育実習Ⅰ(保育所)」「保育実習Ⅰ(施設)」を同時履修すること。なお、幼稚園教員免許状のみの取得を希望する学生についても、内容について共通事項があるため、履修、受講すること。
②科目の概要
保育実習Ⅰ(保育所)、保育実習Ⅰ(施設)に示される目的を達成するための事前・事後指導が中心となる。事前学習においては、実習の意義や目的を理解し、子どもや利用者の人権やプライバシーの保護、守秘義務など、実習に際しての必要事項、心構えを理解する。事後学習においては、グループディスカッション等を通して実習体験を共有し、4年次の実習に向けて自己の課題を明確にする。
③授業の方法(ALを含む)
授業資料や課題はUNIPAにあらかじめ格納、公開し、事前準備が出来るようにする。課題学習、グループワーク、グループディスカッション、ロールプレイ等多様な方法で理解を深め、実習事前、事後学習を行う。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業/創作、制作
④到達目標
1.保育実習の意義・目的を理解する。
2.実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。 3.実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等について理解する。 4.実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に理解する。 5.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にする。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-4 指導案作成・実践/EA②-3 保育者の思考・判断/EA③-5 問題意識、解決に取り組む姿勢
内容
本科目は以下の内容について学び、実習事前学習及び事後学習を行うこととする。なお、具体的な時期等については、3年次の実習時期と連動するため、初回の授業時に提示する。
第1回目 全体オリエンテーション 第2回目以降 1.保育実習Ⅰ(保育所・施設)について(実習の意義、目的等) 2.実習施設(保育所・施設)の理解 3.子どもの発達と保育実践 4.保育の記録と実習日誌 5.部分実習および指導計画の立案 6.実習課題と実習計画 7.実習オリエンテーションの受け方 8.実習準備の確認 9.実習の振り返り・実習体験の共有 10.今後の課題の明確化 各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【授業前の学習】UNIPAに格納、公開された資料を確認し、課題に取り組む。(平均45分)
【授業後の学習】授業資料及びノートを読み返し、確認する。授業で示された課題に取り組む。(平均45分) フィードバック
毎授業の最後に内容に関する質疑に応答し、理解を深められるようにする。提出された課題は内容を確認し、翌週以降の授業で全体講評と共に返却する。必要に応じて、個別指導、個別面談を行う。
評価方法および評価の基準
授業への参加状況(50%)、課題提出状況及び内容(50%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.授業への参加状況(10/50)、課題提出状況及び内容(10/50) 到達目標2.授業への参加状況(10/50)、課題提出状況及び内容(10/50) 到達目標3.授業への参加状況(10/50)、課題提出状況及び内容(10/50) 到達目標4.授業への参加状況(10/50)、課題提出状況及び内容(10/50) 到達目標5.授業への参加状況(10/50)、課題提出状況及び内容(10/50) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
実習の手引き
十文字学園女子大学教育人文学部幼児教育学科
2020年度
推薦書・参考文献
必要に応じて適宜参考文献等を指示する。
幼稚園教育要領解説、保育所保育指針解説書、幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説は、いずれも授業時に持参すること。 履修上の助言、教員からのメッセージ
3年次の実習配属、実習実施時期に応じて授業を進める。授業での連絡、資料、UNIPAやメール等での連絡を常に確認すること。
「保育実習総論Ⅰ」「保育実習Ⅰ(保育所)」「保育実習Ⅰ(施設)」が全て履修されていることが、4年次の「保育実習総論Ⅱ」「保育実習Ⅱ」(同時履修)(もしくは「保育実習総論Ⅲ」「保育実習Ⅲ」(同時履修)の選択)履修要件となるため、保育士資格取得希望者はしっかり取り組むこと。 |