シラバス情報

科目名
身体運動Ⅱ 2Mクラス
担当教員名
扇原 淳
ナンバリング
NEe2030
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 1年
学年
1年
開講期
2022年度後期
授業形態
実技
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
日本ティーボール協会上級公認指導者としての活動・経験の内容を取り込んでいます.

ねらい
①科目の性格
繰り返し受講可能な共通科目です.教職課程を志す人には,必要な単位です.また,一部健康運動実践指導者受験資格取得のために必要な授業内容です.
②科目の概要
受講生それぞれの意欲や興味,能力に応じた「身体を動かす楽しみ」を見つける機会を提供します.また,この授業は,複数の学科や学年で構成されるので,仲間づくりやチーム作りの手段と方法についても学習し,相互に交流する機会を提供します.
「身体を使って,自分も仲間もともに楽しむ!」が目標です.
③授業の方法(ALを含む)
・集団球技(ティーボール,バスケットボール,バレーボール,ドッヂボールなど)を中心とした実技を,およそ3週を単位に継続的に行います.
・ゲームを主体に行います.
・チームや対戦相手の特徴に応じた戦術・戦略について,チームで話し合う時間を用意します.
・各授業会で,ウォームアップ,クールダウン,ストレッチングをしっかり行い,体力向上や疾病・障害予防を目的としたレジスタンスエクササイズを実践します.
リアクションペーパー/実技、実験/ディスカッション/PBL
④到達目標
1)クラス内の交流を通じて,実技で扱う種目の技能や楽しみ方について理解できる.
2)自らの意欲・能力に応じた「身体を動かすことの楽しみ」や「生涯を通じた健康づくり」の大切さを理解できる.
3)参加者の身体能力や活動できる環境に応じて,仲間が楽しめるように,柔軟にルールや内容を工夫できる.
4)目的に応じたレジスタンスエクササイズの効用や指導時の注意点について説明できる.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NE②-3 協働する力/NE③-2 自己を理解する力/NE④-3 実践する力

第1回
事前学習
・前日7時以上の睡眠,バランスの取れた食事を摂取するなど,体調を整えておく.
45分
授業内容
ウォーミングアップとクールダウン(目的・効果・実際)

事後学習・次回事前学習
健康づくりのための一連のウォーミングアップとクールダウンについてまとめる.
45分
第2回
授業内容
ストレッチングの実際(実技)
事後学習・次回事前学習
安全で効果的なストレッチングを実施し,見本を示せるか確認する.
45分
第3回
授業内容
ティーボール:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・ルール
・スローイング
・キャッチング
・バッティング
・ランニング
・連係プレイ,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・ティーボールの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第4回
授業内容
ドッチボール:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・ルール
・キャッチング
・スローイング,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・ドッヂボールの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第5回
授業内容
バスケットボール:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・ルール
・パス
・ドリブル
・シュート,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・バスケットボールの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第6回
授業内容
バレーボール:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・ルール
・トス
・レシーブ
・アタック,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・バレーボールの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第7回
授業内容
バドミントン:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・ルール
・サーブ
・レシーブ
・スマッシュ,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・バドミントンの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第8回
授業内容
サッカー:基本技術の習得とルールの理解【実技】
・パス
・トラップ
・ヘディング
・シュート,等
事後学習・次回事前学習
・授業を通じて感じた体の使い方や運動・スポーツの楽しみ方を書き留め,生涯を通じた運動・スポーツの楽しみ方の理解を深める.
・サッカーの歴史やルールについて理解を深める.
45分
第9回
授業内容
レジスタンス運動の基本的理論とその実際(1)【実技】
・アイソメトリックトレーニング
・アイソトニックトレーニング
・アイソキネティックトレーニング
事後学習・次回事前学習
筋活動様式とレジスタンス運動についてまとめる.
45分
第10回
授業内容
レジスタンス運動の基本的理論とその実際(2)【実技】
・アイソメトリックトレーニング
・アイソトニックトレーニング
・アイソキネティックトレーニング
事後学習・次回事前学習
レジスタンス運動の留意点をまとめる.
45分
第11回
授業内容
レジスタンス運動の基本的理論とその実際(3)【実技】
・フリーウエイト
・マシン
事後学習・次回事前学習
レジスタンス運動の留意点をまとめる.
45分
第12回
授業内容
レジスタンス運動の基本的理論とその実際(4)【実技】
・フリーウエイト
・マシン
事後学習・次回事前学習
レジスタンス運動の留意点をまとめる.
45分
第13回
授業内容
サーキットトレーニング(1)
事後学習・次回事前学習
対象者に応じたプログラム実施上の留意点をまとめる.
45分
第14回
授業内容
サーキットトレーニング(2)
事後学習・次回事前学習
対象者に応じたプログラム実施上の留意点をまとめる.
45分
第15回
授業内容
レジスタンスエクササイズのまとめ
事後学習
安全で効果的なレジスタンスエクササイズについてまとめる.
45分

フィードバック
リアクションペーパー等を確認し,コメントを翌週以降に返却する.
評価方法および評価の基準
授業ごとの振り返りを含む平常点を80%,最終レポートを20%として,総合評価60点以上を合格とします.

教科書
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
・天候や授業の進度に応じて、グランドと体育館(アリーナ)とを使い分けて授業を実施します.
・グラウンド用と体育館用の2種類の靴を用意してください.
・見学者も運動できる服装に着替えて出席してください.
・実技科目のため,授業への出席を重視します.
・平常点では,技能レベルや勝敗,記録での評価は行いません.
・欠席が4回を超える場合は,評価の対象としません.
・授業開始時刻から20分以上の遅刻と早退については,2回で欠席1回分とします.
・やむを得ない理由で見学の場合は,出席とみなす場合があります.