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 教員名 : 野城 尚代 
						
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					 科目名 
							消費生活論 
							担当教員名 
							野城 尚代 
							ナンバリング 
							SAg2001 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は、領域科目群の「社会領域」の選択科目であり、消費生活に関する問題について理解し、その解決方法を学修する。 
							②科目の概要 
							まず消費生活について教科書の事例からその範囲と、契約について法的に確認する。次に、消費生活に関する法制度および消費者行政の概要を把握したうえで、その背景となった消費者問題について考える。現在の消費者問題を事例をあげて検討することにより、身近な問題であることを学ぶ。講義を通じて、消費者問題の相談窓口、資格制度についても学ぶ。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							各回のテーマに沿って、教科書の説明とポイントの提示を講義形式にておこなう。消費者行政の市町村の事例についてはAL方式とする。適宜、トピックス等については受講生に確認しつつ(AL方式)、講義を進める。 
							リアクションペーパー/レポート/ケースメソッド 
							④到達目標 
							1.消費生活に関する法制度についての基礎的知識を習得し、説明できる。 
							2.消費者行政の役割を説明することができ、その意義を自分の言葉で表現できる。 3.身近な消費者問題に対する問題意識を醸成することにより、解決策を講じることができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							SA①-1 社会の動向を把握する力の修得/SA③-1 課題解決への実践力の修得/KH③-3 課題発見 
							第1回 
							
						事前学習 
							「消費生活」からイメージする具体的な事例、例えば契約、クレジットカード、消費者問題等、関心をもっていることをリストアップする。 
							45分 
							授業内容 
							授業の進め方(教科書、授業スケジュール、授業方法等)について説明する。教科書の目次を基に授業内容を説明したうえで、事前学習をふまえた学生の関心をもったテーマを確認する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							第1回講義をふまえ、「消費生活」について自分の考えを書く。次回授業時に提出する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 90分 
							第2回 
							
						授業内容 
							契約について学ぶ。契約自由の原則を学んだうえで、「契約前のチェックリスト」「契約の流れ」を基として、契約について理解する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を見直し、自分自身の生活の中での契約について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 90分 
							第3回 
							
						授業内容 
							未成年者の契約について学ぶ。成年年齢の引き下げによる、年齢要件の変更について理解する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、自分自身の生活の中での契約について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 90分 
							第4回 
							
						授業内容 
							若者と消費生活・消費者問題について(「18歳の一人立ちナビ」)(その1)について、具体的な事例から学ぶ。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、自分自身の生活の中での契約について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 90分 
							第5回 
							
						授業内容 
							若者と消費問題・消費者問題について(「18歳の一人立ちナビ」)(その2)について、具体的な事例から学ぶ。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、自分自身の生活の中での契約について整理する。 〔次回事前学習〕 次回授業資料を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							消費者問題の歴史について、消費者問題の草創期から高度経済成長期前半までの変遷を学ぶ。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習して、変遷のポイントを整理する。 〔次回事前学習〕 次回授業資料を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							消費者問題の歴史について、消費者問題の高度経済成長期後半から1980年代までの変遷を学ぶ。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習して、変遷のポイントを理解する。わからないキーワードは調べる。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							消費者行政(国・都道府県・市町村)について概要とその役割について学ぶ。具体的に自治体の事例をあげて紹介する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業内容を復習し、消費者行政の事例(都道府県または市町村)について調べる。各都道府県・市町村のホームページ等にアクセスして情報を収集する。 〔次回事前学習〕 消費者行政の事例(都道府県または市町村)について、その概要と特徴を捉える。レポート作成の準備となる。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							消費者行政の事例(都道府県または市町村)の調べ学習について、受講生の進捗状況を確認する。自治体のなかにはキャラクターの設定、消費者教育等を実施していることを確認する。あわせて、消費者問題に関する資格制度、企業の消費者対応を学ぶ。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							消費者行政の事例(都道府県または市町村)について、その概要と特徴についてまとめたレポート(ケーススタディ)を作成する(提出)。資格制度、企業の消費者対応について理解を深める。 〔次回事前学習〕 提出したレポートをふまえ、今後の消費生活に役立てることができるよう理解を深める。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							消費者行政の事例(都道府県または市町村)について、レポート(ケーススタディ)を基にして紹介する。消費者にとって分かりやすい・アクセスしやすい仕組みが講じられているのかを検討する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、消費者行政の意義について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							契約が解除できる場合、取消しができる契約について学ぶ。クーリング・オフについて確認する。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、クーリング・オフができる場合について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 90分 
							第12回 
							
						授業内容 
							悪質な商法(契約トラブル)について学ぶ(その1)。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、悪質な商法(契約トラブル)について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							悪質な商法(契約トラブル)について学ぶ(その2)。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、悪質な商法(契約トラブル)について整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							消費生活に関する社会的な問題を事例をあげて考える。 
							事後学習・次回事前学習 
							〔事後学習〕 
							授業で取り扱った内容を復習し、消費生活に関する社会的な問題を整理する。 〔次回事前学習〕 授業中に提示した次回の内容について教科書を読み理解しておくとともに、疑問点など授業で確認が必要な事項を整理しておく。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							授業全体のまとめをおこなう。 
							事後学習 
							〔事後学習〕 
							全ての授業回で学んだことを復習する。 180分 
							フィードバック 
							受講生からのコメントは授業で紹介するとともに、授業内容の補足またはより深い内容とするために活用する。 
							評価方法および評価の基準 
							テーマごとの課題提出(20%)、消費者行政のレポート(ケーススタディ)(40%)、期末レポート(40%)とし、60点以上を合格とする。 
							到達目標1 課題提出(10%/20%)、期末レポート(20%/40%) 到達目標2 消費者行政のレポート(ケーススタディ)(30%/40%)、期末レポート((10%/40%) 到達目標3 課題提出(10%/20%)、消費者行政のレポート(ケーススタディ)(10%/40%)、期末レポート(10%/40%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						くらしの豆知識 
							国民生活センター 
							全国官報販売協働組合 
							978-4-906051-97-7 
							2022年版 
							推薦書・参考文献 
							
						消費者庁消費者教育ポータルサイト「消費者政策・消費者問題の歴史」より「入門!『消費者問題の歴史』(解説等)」(一部)、消費者庁HPより。 
							適宜、授業時に指示する。 履修上の助言、教員からのメッセージ 
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