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 教員名 : 成谷 宏文 
						
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					 科目名 
							食品微生物学実験 
							担当教員名 
							成谷 宏文 
							ナンバリング 
							NCC3002 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度後期 
							授業形態 
							実験 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							本科目は、食品開発学科の専門科目『食の科学』の領域に該当する必須科目であり、 
							食品衛生監視員および食品衛生管理者の任用資格取得に必要な食品微生物学実験の基礎的知識・手技を習得する。 ②科目の概要 
							食品微生物学の講義の中で履修した内容について、実験を通じて体験することにより、その理解をさらに深める. 
							さらに正しい実験器具・試薬の取り扱い、消毒・滅菌法、無菌操作法、培地の作製、微生物の分離・培養、 顕微鏡による菌の観察、PCRによる菌株の同定などを習得する。また,得られた実験データの解析・考察・発表を行う。 ③授業の方法(ALを含む) 
							書き込み式の実験書を配付し、実験項目ごとにレポートとして確認・評価する.【実験・レポート】 
							PowerPointを使用し資料等を提示、実験操作については、デモンストレーションを行う。 また微生物の顕微鏡観察については、画像データ取得、プロジェクターでのライブ展示を行う。 得られた実験データは,数人でのグループ発表を行う。【グループワーク・ディスカッション・プレゼンテーション】 実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ICT 
							④到達目標 
							食品衛生監視員および食品衛生管理者の任用資格取得に必要な食品微生物学の基礎的手技の習得を学習目標とする。 
							1. 微生物の滅菌・消毒・汚染について説明・実践できる。 2. 微生物の無菌操作について説明・実践できる。 3. 細菌の染色法・顕微鏡観察について説明・実践できる。 4. 細菌の分離・培養・菌種同定について説明・実践できる。 5. 得られたデータの的確な解析・考察・発表を実践できる。 6. 食品における微生物の関わりについて概説できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC②-1 論理的思考・判断力/NC③-1 食に関わる主体的・継続的学修 
							第1回 
							
						事前学習 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 
							45分 
							授業内容 
							オリエンテーション:微生物学実験法の解説【レポート】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第2回 
							
						授業内容 
							殺菌・消毒・滅菌法、無菌操作法の習得 【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第3回 
							
						授業内容 
							市販発酵食品からの乳酸菌分離・培養 1【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第4回 
							
						授業内容 
							市販発酵食品からの乳酸菌分離・培養 2【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第5回 
							
						授業内容 
							分離乳酸菌の菌株保存・グラム染色と顕微鏡観察・ゲノムDNA調製【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第6回 
							
						授業内容 
							分離乳酸菌のPCRによる菌種同定 1【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第7回 
							
						授業内容 
							分離乳酸菌のPCRによる菌種同定 2(バイオインフォマティクス解析)【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第8回 
							
						授業内容 
							まとめ・解説 1【レポート・グループワーク・ディスカッション】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し、実験書レポート(前半)の完成・提出。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第9回 
							
						授業内容 
							市販野菜からの乳酸菌・薬剤耐性菌の分離・培養 1【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第10回 
							
						授業内容 
							市販野菜からの乳酸菌・薬剤耐性菌の分離・培養・解析 2【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第11回 
							
						授業内容 
							分離菌の菌株保存・グラム染色と顕微鏡観察・ゲノム調整・PCRによる薬剤耐性遺伝子の解析【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第12回 
							
						授業内容 
							分離菌のPCRによる菌種同定 1【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験日に該当する実験書の範囲を読み、わからないところを調べ、実験の原理・意義・手順を確認、理解しておく。 90分 
							第13回 
							
						授業内容 
							分離菌のPCRによる菌種同定 2 (バイオインフォマティクス解析)【レポート・実験】 
							事後学習・次回事前学習 
							実験項目ごとに、実験書に結果・考察を記入し完成させる。 
							実験結果プレゼンテーション資料の作成。 90分 
							第14回 
							
						授業内容 
							まとめ・解説 2 
							実験結果プレゼンテーションの準備・グループディスカッション【レポート・グループワーク・ディスカッション】 事後学習・次回事前学習 
							実験結果プレゼンテーション資料の作成。 
							90分 
							第15回 
							
						授業内容 
							実験結果プレゼンテーション・質疑応答【プレゼンテーション・ディスカッション】 
							事後学習 
							実験書レポートの完成・提出。 
							45分 
							フィードバック 
							書き込み式の実験書を配付し、実験項目ごとにレポートとして確認・評価し、 
							誤り、理解度が低い点がある場合、解説を行い,修正・再提出を求める。【フィードバック】 評価方法および評価の基準 
							6つの到達目標の評価は、平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)30%、レポート50%、発表会20%で行い、 
							総合評価60点以上を合格とする。 到達目標1 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 5/50%、発表 5/20% 到達目標2 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 10/50%、発表 3/20% 到達目標3 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 10/50%、発表 3/20% 到達目標4 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 10/50%、発表 3/20% 到達目標5 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 10/50%、発表 3/20% 到達目標6 平常点(実験態度・実験課題・レポート提出)5%/30%、レポート 5/50%、発表 3/20% 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						書き込み式の実験書を配布する。 
							推薦書・参考文献 
							
						扇元敬司 著「バイオのための 微生物基礎知識」 講談社 (2012) 
							別府輝彦 著「新・微生物学」講談社(2014) 藤井建夫 編著「食品微生物学の基礎」 講談社 (2013) 村田容常,渋井達郎 編著「食品微生物学」東京化学同人(2015) 履修上の助言、教員からのメッセージ 
							合格点に満たなかった場合は、実験内容についての 
							口頭試問もしくは課題レポートを課し評価する。  |