シラバス情報

科目名
図画工作 2Bクラス
担当教員名
依田 祥子
ナンバリング
EBa2007
学科
2021年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 1年
学年
1年
開講期
2022年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、児童教育学科における「教科及び教科の指導法に関する科目」の選択科目であり、「小学校教諭一種免許状」を取得するための選択科目である。
②科目の概要
造形あそび、絵、立体、工作、鑑賞など実技を中心とした活動を通して、図画工作の楽しさや喜びを味わうとともに表現、鑑賞に関する知識・技能、指導法の工夫について学修する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、実技を中心として、図画工作の表現の工夫を知り、楽しさを体感する授業を行う。また、子どもの強い興味関心に支えられた図画工作科のあり方について、グループワークを中心とした実践や考察を交えながら学ぶ。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/レポート(表現)/創作、制作
④到達目標
1 実技を通して指導者となるための造形的な感性と価値観の多様性について理解することができる。
2 学習指導要領で扱われる用具や材料に触れ、表現の発想や構想について説明することができる。
3 図画工作科や、その役割に関心を持ち、課題に積極的に取り組むことができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-3 学習内容・学習活動の設定

第1回
事前学習
シラバス等、事前に配布された資料を読んだり必要な道具や材料を揃えたりして学習課題に取り組むなどの予習をする。
小学校学習指導要領解説図画工作編〔図画工作科の目標〕を読み、キーワードについて調べ、A4用紙1枚にまとめる。
180分
授業内容
オリエンテーション:本科目のねらい、評価方法、全体の日程、授業の内容、扱う道具、約束事などの確認
講義: 図画工作科の目標
発想トレーニングとグループワーク【実技】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容の復習とグループワークでの気付きをまとめる。(60分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う描画材料を考え準備をする。(60分)
180分
第2回
授業内容
様々な描画材料を使った表現 :クレヨン、クレパス、カラーペン等【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う描画材料を考え準備をする。(30分)
180分
第3回
授業内容
様々な描画材料を使った表現:絵具等【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う描画材料を考え準備をする。(30分)
180分
第4回
授業内容
様々な描画材料を使った表現:ローラーあそび、スタンプ等【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う描画材料を考え準備をする。(30分)
180分
第5回
授業内容
様々な描画材料を使った表現:版画1(ステンシル・スチレンボード等)【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う描画材料を考え準備をする。(30分)
180分
第6回
授業内容
様々な描画材料を使った表現: 版画2(紙版画・木版画)【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う道具や材料を考え準備をする。(30分)
180分
第7回
授業内容
粘土を使った表現【実技】 
振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う道具や材料を考え準備をする。(30分)
180分
第8回
授業内容
身近にある材料を使った表現(人工材)【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う道具や材料を考え準備をする。(30分)
180分
第9回
授業内容
身近にある材料を使った表現(自然材)【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う道具や材料を考え準備をする。(30分)
180分
第10回
授業内容
身近にある材料を使った表現(複合材)【実技】
鑑賞と振り返り【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、作品を整理したり、グループワークでの気づきをまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(60分)②次回に使う道具や材料を考え準備をする。(30分)
180分
第11回
授業内容
共同活動:身近にある材料を使った表現(風、光、動き等)【実技】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、写真や動画に残した作品を整理したり、主体的、対話的で深い学びについてまとめたりする。(90分)
〔次回事前学習〕①事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。(90分)
180分
第12回
授業内容
講義:図画工作科指導案の書き方・評価の観点
演習:指導案の作成(1)【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、理解が不十分な内容について整理しておく。(90分)
〔次回事前学習〕①指導案を作成する。A4用紙2枚にまとめる。(90分)
180分
第13回
授業内容
演習:指導案作成(2)
指導案の検討:題材の目標、発問、板書、活動、評価の視点等【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、理解が不十分な内容について整理しておく。(90分)
〔次回事前学習〕①改定指導案を作成する。A4用紙2枚にまとめる。(90分)
180分
第14回
授業内容
活動:造形あそび【実技】
振り返り【グループワーク】【レポート】
事後学習・次回事前学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習し、写真や動画に撮った作品を整理する。(60分)
〔次回事前学習〕①今までの作品の整理、振り返りをし、造形あそびの果たす役割について考えをレポートにまとめる。(120分)
180分
第15回
授業内容
スケッチブックによるポートフォリオ作成【創作、制作】
まとめ: 図画工作科について考える。【ディスカッション】
  
事後学習
〔事後学習〕①授業で学んだ内容を復習したり、整理したりしてポートフォリオを完成させる。(90分)②図画工作科について学んだこと、考えたことをレポートにまとめる。(90分)
180分

フィードバック
授業の初めに前授業についての質疑を行い、授業内で共有し、学習理解の深化を図る。
評価方法および評価の基準
授業を通して行ったこと、感じたこと、考えたこと共有したことなどを1冊のスケッチブックにまとめ、さらに関連したことを参考資料などをもとに加え作成、提出されたポートフォリオ(60%)活動への取り組み、学習態度、レポートの提出(40%)で評価し60点以上を合格とする。定期試験は実施しない。
到達目標1.ポートフォリオ(30%/60%)
到達目標2.ポートフォリオ(30%/60%)
到達目標3.参加態度(20%/40%)レポート(20%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説図画工作編
文部科学省
日本文教出版
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
本科目は、身近な材料に直接触れて体感し、経験を深めていくため、身支度、材料集め等の準備をすること。