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 教員名 : 稲葉 美樹 
						
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					 科目名 
							日本語表現Ⅰ 2Dクラス 
							担当教員名 
							稲葉 美樹 
							ナンバリング 
							EDa1002 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 1年 
							学年 
							1年 
							開講期 
							2022年度後期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							文芸文化学科の必修科目であり、一連の日本語科目の基本にあたる。前期「日本語基礎」で修得した語レベルの日本語知識を活かし、文章レベルで目的や相手に合わせたわかりやすい日本語を書けるようにする。日本語表現Ⅱ(2年次)、日本語表現Ⅲ(3年次)の基盤となる科目である。 
							②科目の概要 
							相手に伝わる文章、論理的な文章の工夫を理解する。授業中に課される各種課題(自己PR文、意見文、報告文など)に随時取り組み、添削を受けることで、文章を執筆するうえでの基本的なスキルを身につける。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							テキストの課題をペアあるいはグループで取り組み、相手や目的に合わせた文章を作成する。作成した文章については、ペアあるいはグループ毎に発表し、相互の工夫を共有、自らの表現の改善を目指す。あわせて、授業外学修として作文・小論文(400字〜800字)に取り組み、添削を受け、推敲を重ねる。また、リアクションペーパーの提出に関して、共有すべき内容については、授業中に取り上げる。 
							リアクションペーパー/グループワーク/レポート(表現) 
							④到達目標 
							到達目標1 自己PR文、意見文、報告文など各種文章の目的を理解し、その目的を達成する文章を書くことができる。 
							到達目標2 自ら書いた文章を点検・推敲することができる。 到達目標3 推敲した文章について、なぜそのように推敲したかを説明することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							ED①-1 日本語運用能力・語彙力・文字知識 
							第1回 
							
						事前学習 
							[事前学習]リアクションペーパーの執筆やレポート作成において困ったことを指摘できるようにする。 
							90分 
							授業内容 
							オリエンテーション【リアクションペーパー】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]15回の授業について見通しを持ち、どのようなスキルを身につけたいか、説明できるようにする。 
							[次回事前学習]文芸文化学科の学生として半期過ごして、どのようなスキルが身についたか、200字で書いてみる。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							論理的な文章とは【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]論理的な文章を書くにあたって留意すべき点をまとめる。 
							[次回事前学習]これまで書いたメールを読み直し、読みにくいところがないか、配慮が不足していないか点検する。また、これまでもらったメールのなかで、メールの目的が理解できなかったり、不快に思ったりしたことはないか思い出し、その理由を考える。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							目的のある文章①—メールの書き方—【リアクションペーパー】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]担当教員から与えられた設定に基づき実際にメールを書いてみる。 
							[次回事前学習]これまで書いたレポートを見直し、一文の長さが適切である考えてみる。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							文の長さと読みやすさ—「一文一義」で書く—【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]一文一義で文章を書いてみる。 
							[次回事前学習]好きな飲食店のメニュー表をみて、わかりやすいメニューの工夫について考える。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							目的のある文章②—メニュー表を作ってみる—【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]作成したメニュー表を推敲する。 
							[次回事前学習]レポートを書くときに意識していることを発表できるようにする。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							事実と意見の書き分け・語句の選択・正確な表記【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]レポートを書くときに意識しなければならないことを整理する。 
							[次回事前学習]学園祭に出展すると仮定して、どのようなことをしたいか企画をしてみる。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							目的のある文章③—企画書を書いてみる— 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]作成した企画書を推敲する。 
							[次回事前学習]ブレーンストーミングの方法を調べてくる。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							ブレーンストーミング、パラグラフを作る【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]パラグラフを検討する。レポートの章立てについて考える。 
							[次回事前学習]わかりやすいお知らせ文にはどのような特徴があるかを考える。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							目的のある文章④—お知らせの作り方—【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート【表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]習ったことを活かして、お知らせ文を書いてみる。 
							[次回事前学習]これまで執筆したレポートを読み直し、資料の引用や要約について適切に書けているかを確認する。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							資料を引用する・要約をする【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]正しく引用したり、要約したりしながら、レポートの一部を書き始める。 
							[次回事前学習]自宅にあるマニュアルや説明書を読んでみて、わかりやすい点あるいはわかりにくい点を指摘できるようにする。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							目的のある文章⑤—マニュアルの作り方—【リアクションペーパー】【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]自宅にある家電やPC関連機器に関して説明書を書いてみる。 
							[次回事前学習]レポートの構成を考える。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							レポート①—序論を書く—【グループワーク】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]レポートの構成について理解し、序論を書き始める。 
							[次回事前学習]引用や要約したい本を選ぶ。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							レポート②—引用・要約の方法を知る—【リアクションペーパー】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]正しく引用したり、要約したりしながら、レポートを書く。 
							[次回事前学習]本論を下書きする。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							レポート③—本論を書く—【リアクションペーパー】【レポート(表現)】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]本論を推敲する。 
							[次回事前学習]結論を下書きする。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							レポート④—結論を書く—【リアクションペーパー】【レポート(表現)】 
							まとめ 事後学習 
							[事後学習]結論を書き、レポートを仕上げる。 
							90分 
							フィードバック 
							毎回のリアクションペーパーの記述については、次時に全体で共有し、前時の学びをふり返る。提出された課題やレポートは添削のうえ返却する。 
							評価方法および評価の基準 
							授業中に課す課題やグループワークへの取り組みなど(40%)、最終課題ならびに最終レポート(60%)とし、総合評価60点以上を合格とする。 
							到達目標1 授業中に課す課題やグループワークへの取り組みなど(10%/40%)、最終課題ならびに最終レポート(20%/60%) 到達目標2 授業中に課す課題やグループワークへの取り組みなど(10%/40%)、最終課題ならびに最終レポート(20%/60%) 到達目標3 授業中に課す課題やグループワークへの取り組みなど(20%/40%)、最終課題ならびに最終レポート(20%/60%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						日本語を書くトレーニング 
							野田尚史・森口稔 
							ひつじ書房 
							推薦書・参考文献 
							
						教室で紹介します。 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							ペアワークやグループワークを行いながら、日本語表現力を高めていきましょう。 
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