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 教員名 : 村上 光一 
						
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					 科目名 
							食品衛生学実験 1Cクラス 
							担当教員名 
							村上 光一 
							ナンバリング 
							NAa2017 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年 
							学年 
							2年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							実験 
							単位数 
							1.00単位 
							実務経験の有無 
							有 
							実務経験および科目との関連性 
							講師は行政の研究機関で食品衛生試験に携わった経験がある。 
							ねらい 
						①科目の性格 
							健康栄養学科の栄養領域に該当する選択科目であり、栄養士資格の必須科目である。食品と衛生について学ぶ科目であり,食品の安全性を確保するための様々な検査を実験によって体得し、「食品衛生学」の講義で得た知識をさらに深める。微生物実験や化学分析の原理を理解し実験手法を習得する。また、実験結果を的確に考察する力を養う。 
							②科目の概要 
							食品の衛生管理の要となる微生物の検出、生菌数計測の基本的手法を実験によって学習する。また、食品中の着色料、保存料、発色剤等の食品添加物や有害物質の化学分析法を学ぶ。実験結果を整理し考察を取りまとめる。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							毎回、実験手順書を配布し説明を行う。手順書を参照しながら、原則2人1組で共同で実験を行う。実験結果のとりまとめも共同で取り組む。但し、実験の目的、方法、結果および考察をレポートとして各自でとりまとめる。 
							実技、実験/レポート/グループワーク 
							④到達目標 
							1.食品添加物等の化学分析について原理と手技を理解し、食品添加物の安全性について説明できる。 
							2.微生物実験によって微生物の増殖特性を理解し、食中毒の原因物質としての微生物の特徴を説明できる。 3.遺伝子解析技術を用いたアレルギー食品検出法の原理と手技を理解し、アレルゲン検知の重要性と意義を説明できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							NA①-1 栄養に関する基礎的知識と技能/NA①-2 健康づくりに関する専門的知見の実践/NA②-1 情報収集、エビデンスに基づく判断・評価 
							第1回 
							
						事前学習 
							食品衛生学で学習した合成色素、発色剤、微生物汚染及び衛生管理などについて復習し知識を整理しておく。 
							45分 
							授業内容 
							食品衛生学実験の概要 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]授業内容について配布資料と「食品衛生学」の教科書の該当する箇所を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]「食品衛生学」の教科書で発色剤について復習しておく。 45分 
							第2回 
							
						授業内容 
							発色剤の定量試験Ⅰ(食品からの抽出) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験について配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第3回 
							
						授業内容 
							発色剤の定量試験Ⅱ(比色定量) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第4回 
							
						授業内容 
							着色料の定性試験Ⅰ(試料調製、抽出、濃縮) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第5回 
							
						授業内容 
							着色料の定性試験Ⅱ(薄層クロマトグラフィーによる定性試験) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第6回 
							
						授業内容 
							飲料水の水質試験【実験】【グループワーク】【レポート】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第7回 
							
						授業内容 
							食器洗浄の検査 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]食品衛生学で学習した微生物について復習し知識を整理しておく。 45分 
							第8回 
							
						授業内容 
							微生物を取り扱う基本操作 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験について、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第9回 
							
						授業内容 
							食品中の生菌数の測定と大腸菌群の検出Ⅰ(培地の準備)【実験】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験について、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第10回 
							
						授業内容 
							食品中の生菌数の測定と大腸菌群の検出Ⅱ(試料の採集、接種、培養)【実験】【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験について、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第11回 
							
						授業内容 
							食品中の生菌数の測定と大腸菌群の検出Ⅲ(観察、菌数の算出)【実験】【グループワーク】【レポート】 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]「生化学」の教科書の遺伝子操作技術関連の部分を読み知識を整理しておく。 45分 
							第12回 
							
						授業内容 
							アレルギー食品の検出Ⅰ(DNAの抽出) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験について、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第13回 
							
						授業内容 
							アレルギー食品の検出Ⅱ(PCRによる遺伝子増幅) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し次回の実験操作を理解しておく。 45分 
							第14回 
							
						授業内容 
							アレルギー食品の検出Ⅲ(電気泳動) 
							事後学習・次回事前学習 
							[事後学習]実施した実験についてデータを整理し、配布資料を参照しながら復習する。 
							[次回事前学習]配布資料を精読し実験データを整理しておく。 45分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ 
							事後学習 
							配布資料と得られた実験データを参照しながら授業をすべてふりかえり、理解度が低い箇所を重点的に復習する。 
							45分 
							フィードバック 
							【フィードバック】実験レポートの中で問題箇所があった場合は翌週以降の授業内で解説する。 
							評価方法および評価の基準 
							実験への取り組み姿勢とレポート(60%)、筆記試験(40%)を評価し、60点以上を合格とする。 
							到達目標1. レポート提出(25%/60%)、筆記試験(15%/40%) 到達目標2. レポート提出(25%/60%)、筆記試験(15%/40%) 到達目標3. レポート提出(10%/60%)、筆記試験(10%/40%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						食品衛生学実験 
							杉山 章、岸本 満、和泉 秀彦 
							みらい 
							978-4-86015-396-0 
							推薦書・参考文献 
							
						履修上の助言、教員からのメッセージ 
							危険な試薬や微生物を取り扱います。十分に注意して実験に取り組みましょう。 
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