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 教員名 : 近藤 秀二 
						
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					 科目名 
							図書館情報技術論 
							担当教員名 
							石川 敬史、川瀬 基寛、近藤 秀二 
							ナンバリング 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 1年 
							学年 
							1年 
							開講期 
							2022年度後期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							有 
							実務経験および科目との関連性 
							(川瀬基寛)クリエイティブディレクター及びグラフィックデザイナー、テレビ制作現場の経験を持つ教員が、クリエイティブな視点を交えながら近年のICT活用や図書・出版流通の傾向に関する講義を行う。 
							(石川敬史)司書としての実務経験のある者が,近年の図書館活動や出版流通の傾向を踏まえながら指導する。 ねらい 
						①科目の性格 
							図書館司書課程必修科目,かつ学校司書課程の必修科目(1年次履修)である。公共図書館を中心に、学校図書館や大学図書館、専門図書館など多くの図書館では,利用者へ的確に情報を提供するために,資料の登録やデータ管理をはじめ,OPACシステムを伴う図書館システムのほか、様々なICT環境を導入している。さらに,貴重書の保存・整理・公開を目的に,資料をデジタル化し,公開している図書館もある。このように,近年の図書館業務には,図書館システムや情報技術の知識が欠かせない。本科目では,図書館業務を通した情報技術を修得するにあたり,まずその前提となる現在のICT(Information and Communication Technology)を総合的に学び,図書館情報システム等の設計仕様を考え,情報技術を活かした図書館サービスをデザインする。 
							②科目の概要 
							本科目では,図書館業務で必要とされる基礎的な情報技術について,近年の具体的事例を交えながら修得する。さらに,図書館システムや図書館ホームページの仕組みを通して,コンピュータシステム・ネットワーク(セキュリティ含)をはじめとした情報技術を解説する。これらを踏まえながら,情報技術を活用した図書館情報システムの仕様書をとりまとめ,未来の図書館情報技術を考察する。 
							③授業の方法(ALを含む) 
							本科目では,講義による解説を中心としながら,グループワークを取り入れた授業を行う。 
							本科目は講義とともに,学生同士のミニグループワークや教員との双方向の質問などを取り入れ,学びを深める。毎回,リアクションペーパーを使用する。 リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク 
							④到達目標 
							図書館における情報技術の基礎的理解とともに,場合によっては,受講者同士の議論やミニワークショップを行ない,他の受講生の意見や考えを踏まえながら,自らの意見や考えをまとめることができる。具体的には以下の3点である。 
							(1)図書館システムの仕組みを通して,図書館情報技術の基礎を理解し説明することができる。 (2)図書館ホームページやインターネット検索,電子資料の管理を理解し説明することができる。 (3)図書館システムの意義を理解し,図書館業務システムの操作を通して,未来の図書館情報技術を表現することができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							第1回 
							
						事前学習 
							事前学修:図書館に設置している情報機器を調べておくこと。 
							90分 
							授業内容 
							オリエンテーション:図書館における情報機器とは?(石川) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習し、図書館における情報技術の活用について,自分の言葉でまとめ,自分自身の意見を整理すること。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							図書館システムの最前線:特徴,歴史(情報技術と社会),種類(石川)【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:図書館情報システムの開発の歴史を振り返り,その要点をまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							図書館システムの仕組み・活用(石川)【実技】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館情報システムの仕組みと図書館業務の流れをまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							図書館の情報技術の活用(1):電子媒体と紙媒体の動向(川瀬)【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習し、図書館における情報技術の活用について,自分の言葉でまとめ,自分自身の意見を整理すること。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							図書館の情報技術の活用(2):ICT活用の傾向(学校を含む)(川瀬) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習し、図書館における情報技術の活用について,自分の言葉でまとめ,自分自身の意見を整理すること。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							図書館の情報技術の活用(3):デジタル技術と読書・コンテンツ(川瀬) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習し、図書館における情報技術の活用について,自分の言葉でまとめ,自分自身の意見を整理すること。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							前半総括(川瀬)【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習し、図書館における情報技術の活用について,自分の言葉でまとめ,自分自身の意見を整理すること。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							コンピューターとネットワークの基礎(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館で必要とされるコンピュータやネットワークについてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							図書館OPACシステム:図書館ホームページの意義と役割(デジタルアーカイブの方法と実際も含む)(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館のホームページを活かした図書館サービスについてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							情報セキュリティとコンピュータシステム:学校のネットワークも含む(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館における情報セキュリティについてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							データベースの構造と仕組み(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館システムにおけるデータベースの基本についてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							電子資料(データベース,電子ジャーナル,電子書籍)の流通・管理・方法(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館で提供する電子資料(電子図書館)サービスについてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							インターネット検索の基礎:検索エンジンの仕組みを含む(近藤) 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館で提供するインターネット上の情報資源およびサービスについてまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							情報技術の活用と図書館サービスの提案(近藤)【グループワーク】 
							事後学習・次回事前学習 
							事後学修:授業で取り扱った内容を復習すること。図書館で情報技術を活用した図書館情報サービスについて考えをまとめておくこと。 
							事前学修:推薦書とともに事前に配布する資料から、該当箇所に関する用語の意味を整理すること。「図書館情報学用語辞典」などを使用すると良い。 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							まとめ(近藤) 
							事後学習 
							事後学修:すべての授業で取り扱った内容を復習すること。図書館業務で必要とされる情報技術をまとめ、情報技術を活用した図書館システムの課題や問題点をまとめて整理すること。 
							180分 
							フィードバック 
							【フィードバック】毎回,コメントペーパーを配布する。気づきや学んだことを整理すること。提出した課題は授業中にグループワーク等で活用する。 
							評価方法および評価の基準 
							授業中・後の課題(30%),授業への参画・発表(20%),試験(50%)とし,総合評価60点以上を合格とする。 
							到達目標(1):課題提出(10%/30%),参画・発表(0%/20%),試験(20%/50%) 到達目標(2):課題提出(10%/30%),参画・発表(10%/20%),試験(20%/50%) 到達目標(3):課題提出(10%/30%),参画・発表(10%/20%),試験(10%/50%) 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						なし 
							推薦書・参考文献 
							
						下記以外は,授業中に提示する。 
							・日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編『図書館情報学用語辞典』第5版,丸善出版 , 2020 ・時実象一ほか『情報検索の知識と技術 応用編:検索技術者検定2級対応テキスト』情報科学技術協会,2015 ・吉井隆明ほか『情報検索の知識と技術 基礎編:検索技術者検定3級対応テキスト』情報科学技術協会,2015 ・原田智子編著『検索スキルをみがく:検索技術者検定3級公式テキスト』第2版,樹村房,2020 ・田窪直規編『図書館と情報技術:情報検索能力の向上をもめざして』改訂,樹村房,2017 履修上の助言、教員からのメッセージ 
							3名の教員のオムニバス開講になりますので、課題等は担当教員の指示をしっかり受けること。 
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