教員名 : 岩﨑 桂子
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科目名
保育内容演習Ⅰ(健康) 2Bクラス
担当教員名
岩﨑 桂子
ナンバリング
NDd3057
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2022年度後期
授業形態
演習
単位数
2.00単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は保育士資格取得の必修科目である。5領域のうちの1領域(健康)について、理解を深める科目である。
②科目の概要
1,養護と教育に関わる保育の内容がそれぞれに関係性をもち、総合的に保育を展開していくための知識を養う。
2,子どもの発達を「健康」の領域から捉え、理解を深める。 3,保育内容領域「健康」を視点とした指導案の作成・グループワークを実施する。 ③授業の方法(ALを含む)
履修者の理解を深めるためにアクティブ・ラーニングの手法を取り入れ実施する。授業内で設置した問題・課題に対し、回答や意見を求め、グループワーク・ディスカッション等を実施し、双方的な授業方法を取り入れる。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション
④到達目標
1,保育内容領域「健康」の基礎知識を身につける。
2,保育内容領域「健康」の基礎知識をもとに、他者の意見を取り入れ、知見を広める。 3,保育内容領域「健康」の知識をもとに、保育の計画を立てる事ができる様になる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-5 生活課題の理解、問題解決の方法提示/ND②-4 体験の意味付けと表現/ND②-5 自己表現及び集団的思考
第1回
事前学習
1,事前にシラバスを読み、保育者養成課程においてどのような位置づけにあるかを理解する。
2,保育所保育指針の領域「健康」の掲載カ所を確認する。 45分
授業内容
1,オリエンテーション(授業の進め方、評価方法、自己紹介等)
2,保育の定義、5領域について 事後学習・次回事前学習
1,保育所における保育、5領域について確認する。
2,5領域の「健康」以外の領域について調べる。 45分
第2回
授業内容
1,健康の定義について
2,健康と保育/保育の環境と関係性について 事後学習・次回事前学習
1,健康の定義について振り返り、回答できる様にする。
2,「保育の環境」とは何かについて回答できる様にする。 45分
第3回
授業内容
1,保育の環境と健康の関係性
2,子どもにとっての健康と基本的生活習慣 事後学習・次回事前学習
1,保育者の健康が保育に環境にどのように影響するか答えられるようにする。
2,基本的生活習慣について答えられるようにする。 3,保育所保育指針の「健康」に関連する箇所を見つける。 45分
第4回
授業内容
1,子どもの健康と重要性と養育力の低下について【グループワーク】
2,安全管理と安全教育について 事後学習・次回事前学習
1,養育力の低下と健康の関係性を答えられる様にする。
2,テキスト第5床を読んでおく。 45分
第5回
授業内容
1,ガイドライン、保健計画について
2,食育について 事後学習・次回事前学習
1,ガイドラインの種類を復習しておく。
2,保育所保育指針の「健康」に該当する箇所を確認しておく。 45分
第6回
授業内容
1,保育所と幼稚園の関係性について
2,保育内容と領域について 事後学習・次回事前学習
1,授業で行ったことを整理し、答えられるようにする。
2,保育所保育指針の領域「健康」の「ねらい」を読んでおく。 45分
第7回
授業内容
1,領域【健康の「ねらい」、3点を理解する。
2,1〜3歳未満児、3歳以上児の「ねらい」について学ぶ。 事後学習・次回事前学習
1,授業内容を中心に、1〜3歳未満児、3歳以上児の「ねらい」をまとめる。
2,領域「健康」の「内容」について、保育所保育指針を読んでおく。 45分
第8回
授業内容
1,「内容」の検討・・・保育所保育指針領域「健康」の内容①、②、③について
事後学習・次回事前学習
1,授業で学んだことをもとに年齢別の領域「健康」の内容について整理する。
2,他の科目で学んだことをもとに、身体遊びを調べておく。 45分
第9回
授業内容
1,「内容」の検討・・・保育所保育指針領域「健康」の内容④、⑤、⑥について
事後学習・次回事前学習
1,授業で学んだことをもとに年齢別の領域「健康」の内容について整理する。
2,保育所等で行われている「食育」活動を調べる。 3,健康指導について調べる。 45分
第10回
授業内容
1,「内容」の検討・・・保育所保育指針領域「健康」の内容⑦、⑧、⑨、⑩について
事後学習・次回事前学習
1,授業で学んだことを整理する。
2,保育所等で行われている「安全教育」の活動を調べる。 45分
第11回
授業内容
1,「内容」に応じた模擬保育①・・・指導案の書き方、グループで話し合い【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
1,グループ発表に向けた準備を行う。
2,大まかに指導案を作成する。 45分
第12回
授業内容
1,「内容」に応じた模擬保育②・・・グループで指導案を作成する。
事後学習・次回事前学習
1,模擬保育に向けてグループで準備を行う。
2,発表グループは指導案等の準備を行う。 45分
第13回
授業内容
1,模擬保育の発表①・・・グループ1,グループ2の発表
事後学習・次回事前学習
1,模擬保育の振り返り、感想をまとめる。【コメントでフィードバックを行う】
2,発表グループは指導案等の準備を行う。 45分
第14回
授業内容
1,模擬保育の発表①・・・グループ3,グループ4の発表
事後学習・次回事前学習
1,模擬保育の振り返り、感想をまとめる。【コメントでフィードバックを行う】
2,授業全般のノートを整理する。 45分
第15回
授業内容
1,授業のまとめ(補足、全体を通しての振り返り)
事後学習
1,領域「健康」について全般を整理する。
2,定期試験についての説明 45分
フィードバック
1,指導案の添削やコメントを通してフィードバックする。
2,他の学生からのコメントを配布しフィードバックを行う。 評価方法および評価の基準
1,授業への積極的参加や、指名回答、模擬保育における取り組みを総合的に評価する。
授業貢献40%、模擬保育発表(指導案30%、発表30%) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
〈ねらい〉と〈内容〉から学ぶ保育内容・領域健康
清水将之、相樂真樹子
わかば社
978-4-907270-21-6
推薦書・参考文献
厚生労働省編「保育所保育指針」フレーベル館
適時、プリントを配布する 履修上の助言、教員からのメッセージ
領域は1領域のみで成立するものではありません。他の領域で学んだことを意識しながら領域「健康」について学びを深めてください。
授業では、指名回答を行い、理解度を確認します。また、教員の話を聞くだけでなく自主的に回答、質問を行う積極的態度を評価します。 他の学生の意見を聞くことも知見を広める機会になります。 快適な学習環境を維持するように受講生同士でマナーを遵守してください。 シラバスに準拠して授業を行います。ただし、受講生の理解度等により授業内容の進行に変更が生じる事があります。予め了承してください。 |