シラバス情報

科目名
生活支援技術応用Ⅰ
担当教員名
二瓶 さやか
ナンバリング
NDc2034
学科
2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2022年度前期
授業形態
演習
単位数
1.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
介護福祉士の資格を有し介護施設での実務経験を積んだ教員がその経験を活かし、介護を必要とする個々に応じた生活支援技術を実践するに必要となる知識について教授する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、介護福祉士養成課程カリキュラムにおける必修科目であり、領域「介護」の「生活支援技術」に関する科目の一つである。なお、生活支援技術概論、日常生活支援技術Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとも関連する科目である
②科目の概要
感覚機能の低下、運動機能の低下など、利用者の状態・状況に応じた生活支援技術について学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
講義と演習を組み合わせた形態で行う。講義で得た知識を学生が実際に実技として演習を行うことで利用者理解について理解を深める。内容によってはリアクションペーパーを用いて感想や疑問点などを記入し授業内でフィードバックする。【リアクションペーパー】【実技】【レポート(知識)】【ロールプレイ】
リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
1.介護が必要な人々がどのような状態にあっても、その人の自立・自律を尊重した支援を実施することができる。
2.安全に支援できる技術や知識を習得し、利用者の状況に応じた適切な介護技術を選択することができる。
3.視覚障害のある人の支援、聴覚障害のある人の支援方法について理解することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-2 支援に関しての基本的理解/ND②-1 事実や支援の効果についての実証及び理解/ND②-2 援助・支援に関する理論の基本的理解

第1回
事前学習
【事前学習】生活支援技術概論・日常生活支援技術Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの講義・実技の総復習に取り組み、知識(専門用語)・技術の確認に取り組む。併せて‘障がい’に関する他科目で学習した内容の復習に取り組む
45分
授業内容
オリエンテーション <利用者の特性に応じた生活支援技術とは>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習を行う、介護実習Ⅰにおける学びを復習し、施設における生活支援技術について説明できるようにする
45分
第2回
授業内容
実習現場における介護技術 【フィードバックシート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、第3回以降、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第3回
授業内容
視覚障害に応じた介護① <視覚障害のある人と生活の理解>【フィードバックシート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第4回
授業内容
視覚障害に応じた介護② <視覚障害のある人とのコミュニケーション1> 【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
第4回の授業と併せて復習し、知識・技術の定着を図る
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第5回
授業内容
視覚障害に応じた介護③ <視覚障害のある人とのコミュニケーション2>【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
第4・5回の授業と併せて復習し、知識・技術の定着を図る
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第6回
授業内容
視覚障害に応じた介護④ <視覚障害のある人の介護技術>【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
第4・5・6回の授業と併せて復習し、知識・技術の定着を図る
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第7回
授業内容
聴覚・言語障害に応じた介護① <聴覚・言語障害の理解>【フィードバックシート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、学びをまとめる。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、第7回以降取り組む実技に活かせるよう、知識をまとめ、疑問点や質問項目について整理する
45分
第8回
授業内容
聴覚・言語障害に応じた介護② <聴覚・言語障害の理解>【フィードバックシート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、学びをまとめる。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、第7回の以降取り組む実技に活かせるよう、知識をまとめ、疑問点や質問項目について整理する
45分
第9回
授業内容
聴覚・言語障害に応じた介護③ <聴覚・言語障害のある人とのコミュニケーション2>【ロールプレイ】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
第7・8・9回の授業と併せて復習し、知識・技術の定着を図る
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第10回
授業内容
重複障害(盲ろう)に応じた介護① <盲ろう者の生活の理解>【フィードバックシート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、学びをまとめる。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、以降取り組む実技に活かせるよう、知識をまとめ、疑問点や質問項目について整理する
45分
第11回
授業内容
重複障害(盲ろう)に応じた介護② <盲ろう者への介護技術>【実技】【ロールプレイ】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
第10回の授業と併せて復習し、知識・技術の定着を図る
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。授業時に説明する関連資料を収集しておく。
45分
第12回
授業内容
利用者の特性に応じた食事支援① <食事支援の基本と実際>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で取り組んだ内容について振り返り、以降の講義、介護実習などで活かせるようポイントをまとめる
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し予習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。授業時に説明する関連資料を収集しておく。
45分
第13回
授業内容
利用者の特性に応じた食事支援② <障害別の食生活支援>【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習する。レポート提出に向けて、不足している学習など自己学習に取り組む。
【次回事前学習】第12・13回の授業の内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第14回
授業内容
利用者の特性に応じた食事支援③ <障害特性に応じた食事作り>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】第12・13回の授業内容を復習し学習の内容、ポイントを整理する
【次回事前学習】第1ー14回の授業内容を総復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第15回
授業内容
生活支援技術応用Ⅰ 総括
事後学習
【事後学習】授業の総復習に取り組む。実習での実践に向けて、ポイント等をまとめる。
45分

フィードバック
提出されたレポート等は翌週以降の授業内で返却し、質疑についても授業内で解説する。
評価方法および評価の基準
レポート課題(30%)演習(30%) 筆記試験(40%)として、60点以上を合格とする。
到達目標1:レポート課題(10%/30%)、演習(10%/30%)、筆記試験(20%/40%)
到達目標2:レポート課題(10%/30%)、演習(10%/30%)
到達目標3:レポート課題(10%/30%)、演習(10%/30%)、筆記試験(20%/40%)

合格点に満たなかった場合は、原則再試験を行う。再試験の実施の有無は平均点などから判断する

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
生活支援技術Ⅲ
介護福祉士養成講座編集委員会
中央法規出版
9784805857687
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ