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 教員名 : 設楽 優子 
						
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					 科目名 
							英語音声学Ⅰ(子音と母音) 
							担当教員名 
							設楽 優子 
							ナンバリング 
							EBj3103 
							学科 
							2021年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年 
							学年 
							1年 
							開講期 
							2022年度前期 
							授業形態 
							講義 
							単位数 
							2.00単位 
							実務経験の有無 
							無 
							実務経験および科目との関連性 
							無 
							ねらい 
						①科目の性格 
							この科目は児童教育学科中等教育教員養成(外国語)分野の選択科目で、英語の教職課程を履修している学生は必修である。「ことばのしくみ」・「英語学」・「英語音声学II(発話実践)」と合わせ4科目を履修すれば英語学・言語学に関する主要な概念・考え方を学ぶことが可能となる。英語の教職課程を履修している学生は4科目すべてを履修すること。 
							②科目の概要 
							英語の個々の音(子音・母音)とその連続を発音するしくみを理解し、 
							また、音の変化(脱落や同化など)の法則を理解し、実践できるよう練習する。 ③授業の方法(ALを含む) 
							【実技】(朗読)を、教科書_Sounds Like American_ (以下SLAと略す)のExercisesを使って行う。毎回の授業中に【グループワーク】で聴き合って改善し、適宜録画・録音物を提出、振り返りを【リアクションペーパー】に書く。【リアクションペーパー】(Google Document等)で、練習を記録するだけでなく、『英語音声学入門』(以下『入門』と略す)の用語の意味も確認する。【レポート】は、自分の初回と最終回に同一の文章を朗読したものを比べて、変化を総括する。 
							リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク 
							④到達目標 
							1. 辞書等の発音表記や説明を見たり、モデル音声をきいたりすれば、どんな英単語も自信をもって発音できる 
							2. 子音字(の連続)「f, v, h, m, n, ng, th, sh, l, r, hoo, woo, yie, yea」等を含む英単語を、世界の英語話者に通じ易いように発音できる 3. 母音の違い(pick-peak, pull-pool, cat-cot-cut等)が聞き取れて、発音し分けることができる ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする) 
							EB③-3 主体的・継続的学修 
							第1回 
							
						事前学習 
							この授業を取ると決定次第、指定教科書2冊を購入して目次に目を通し、最初の録音課題のお手本音声を教科書付属CD(または授業資料添付音声)で聞き、リピート練習をすること。 
							90分 
							授業内容 
							『入門』pages 7--12;  pages 77--91. 
							_SLA_ pages 45--51(特に「Exercise 3-3 子音の分類」の表とp. 44「朗読課題1 Hello…」の朗読録音の提出. 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第2回 
							
						授業内容 
							『入門』 Ⅳ-2-a. 閉鎖音 
							_SLA_ Unit 5 Tの発音 朗読課題2 Betty... (p. 66 語中のT) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第3回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 6 Lの発音  朗読課題3 Little Lola, Thirty Little Turtles (pp. 75 & 76) 
							『入門』 Ⅳ-2-e 側面音; Ⅴ-1 音節主音的子音; V-3 音節主音的子音を含む子音結合 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第4回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 7 Rの発音 朗読課題4 The Mirror Store (p. 81) 
							『入門』 Ⅲ-2-c-5 (birdの母音); Ⅳ-2-f-1 /r/ 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第5回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 10 V, TH, S/Zの発音 朗読課題5 When revising…, the VIP…  (p. 92  /v/ vs. /w/) 
							『入門』 Ⅳ-2-b 摩擦音(全9種) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第6回 
							
						授業内容 
							『入門』 Ⅳ-2-b  摩擦音(特に歯摩擦音) 
							_SLA_ 朗読課題6 The Throng of Thermometers (p.93) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第7回 
							
						授業内容 
							『入門』 Ⅳ-2-d  鼻音 
							_SLA_ Unit 11 M, N, NGの発音 朗読課題7 The Young King Kong (p. 98); The Stunning Woman (p.101) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第8回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 12 H, K, G, NGの発音 朗読課題8 The Computer Curser (p. 101); The Wizard of Og (p.101) 
							『入門』声門音・軟口蓋音 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第9回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 4 [1] Cat? Caught? Cut? 朗読課題9 The Tan Man (p. 55) 
							『入門』 Ⅲ.母音(p. 25まで) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第10回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 4 [2] Beat? Bit?  朗読課題10  Pick a Peak (p.58) 
							『入門』 長母音と短母音 (1) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第11回 
							
						授業内容 
							_SLA_ Unit 4 [2] 2-2  朗読課題11  A True Fool;  Booker Woolsey (p.60) 
							『入門』 長母音と短母音 (2) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第12回 
							
						授業内容 
							『入門』 pick, cook以外の短母音 
							_SLA_ 朗読課題12 Some Pundits (p. 56) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第13回 
							
						授業内容 
							『入門』 peak, fool以外の長母音・米音低母音の合流 
							_SLA_ 朗読課題13 John Was Not Sorry (p. 56) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第14回 
							
						授業内容 
							『入門』 二重母音 
							_SLA_ 朗読課題14 Take a High-Tech Tack (p. 64) 事後学習・次回事前学習 
							[事後学習] 授業で扱ったところを復習し、実技の工夫点を記録しておく。(90分) 
							[次回事前学習] 次回の授業内容を予習し、また、次回の朗読課題を練習する。(90分) 180分 
							第15回 
							
						授業内容 
							『入門』p. viii  発音記号と「Ⅸ. 綴り字と発音」 
							_SLA_ p. 77「朗読課題1 Hello…」の2回目録音 事後学習 
							到達目標1に関するレポートをまとめ、提出する。15週間の実技の記録を参照し、学びが朗読課題1の2回目の朗読にどのように活かされたかを具体的に書くこと。(90分) 
							90分 
							フィードバック 
							朗読練習後のリアクションペーパーは、Google Documentに書いてもらうことがある。その場合は極力即時コメントをするが、紙の場合などで即時コメントできないときは、次回の授業の始めにフィードバックする。 
							評価方法および評価の基準 
							(1.英単語の発音に自信がついた)は最終録音と最終レポートを総合して22%に、 
							(2.子音・半母音)は各回の提出録音 を6%×7回=42%に、 (3. 母音)も各回の提出録音 を6%×6回=36%に評価し、合計60%以上を合格とする。 母音がコミュニケーションで果たす役割は子音ほどではなく、この配分は妥当と思われる。 教科書 
							
						書名 
							著者 
							出版社 
							ISBN 
							備考 
						新装版 英語音声学入門 
							竹林滋/斎藤弘子 
							大修館書店 
							978-4-469-24530-1 
							前・後期ともに2書両方の教科書を使います 
							Sounds Like American: A Guide to Fluency in Spoken English 
							Ann Cook著/三島篤志 編著 
							センゲージ・ラーニング 
							978-4-86312-117-1 
							前・後期ともに2書両方の教科書を使います 
							推薦書・参考文献 
							
						野北明嗣(2022), "How You Read English Letters"は、発音記号が苦手な人でも発音の区別が分かる大人向けフォニックスの教材です。セルム児童英語研究会の ”B.B. Cards"は英語の早口言葉のトランプ遊具教材です。 
							履修上の助言、教員からのメッセージ 
							シラバスの各回の授業内容の順番は予定と多少ずれる可能性があるので、登校の際は、面倒でも毎回両方の教科書を持ってきてください。お手本をリピーティングするとき、正しい発音を聞いた直後でも、自己流に別の発音をしてしまうことがありますが、理論をおさえつつ地道に練習しましょう。 
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